大地の今飲んでいるリスペリドンは、「頭がぼんやりして考えられない・・・」「酷い頭痛」という副作用があったようで。大地は耐えられずに減量しましたが、頭痛はともかく、「ぼんやりして考えられない」のは、まさに、「副作用も作用のうち」となるのだろうなと思います。
ぼんやりして考えられなくなる=脳を休ませている
もう皆さまお気づきかと思いますが、統合失調症は「脳」の病気で、「心」という掴みどころのない目に見えない世界のものでは無いんですよね。ちゃんと、不具合が生じた物理的な場所があるんです。
前頭葉とか海馬とかね(まだわかっていないけど。)ドーパミンが過剰に出ちゃう原因となる場所がある。
なので、
「脳を休ませる」ためにどうするといいのかを考えてみましょうか。
そうすると、頭がぼんやりして考えられなくなるんだ!!ってのは、副作用というよりむしろ作用なのでは??
では、作用なのか副作用なのか、飲むべきか減らすべきか、変薬か?の線引きはどこでするかというと。。。
生活に支障があり、それが本人にとって辛いことなのかどうか?
かと思います。
大地のリスペリドン減量は、「あたまがぼんやりして考えられない」だけならば、今は働いているわけでも大学へ通っているわけでもないし、生活に支障も無いので「そりゃ~脳が休めてるって証拠だわ!良かった良かった。寝ときなよ」と言えるのですが、
「頭痛が酷い」のは、これは寝てても辛いですよね。
そして、ぼんやりして考えられないことで幻聴も減った?と聞いたら、それは変わらないらしく。。。
以前、大地がリスペリドンをインヴェガに変薬したときは、幻聴よりも「からだの重さが辛い」そのためにやりたい事が出来ない。という、作用が裏目に出てたわけです。
身体が重くなるのも、頭を働かせない、休ませるという手段のひとつと言えなくもないですから。
そんなわけで「副作用も作用のうち」と考えて。もちろん、症状の辛さを取り除くことも考えて。
薬の選択をしていけたらな~と思います。
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