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寝っぱなし

2.統合失調症との日々

今日の大地のブログ

一日中寝っぱなしの大地に、私が散歩を勧める理由

まず。。。いつでも散歩を勧めてはいない。特に発病したばかりで陽性症状が強く、あきらかにドーパミン出まくってて脳が過活動気味だな!って時は、頼むから寝ててくれーーーって感じ。

今の大地は、穏やかに暮らしていて。脳も過活動してる感じではなく。となると、疲弊して休んだ脳を再び甦らせるためのリハビリ開始期間では無いか??と思ったりする。

骨折しても、安静にしなくちゃいけない時と、積極的にリハビリをしなくちゃいけない時期がある。

リハビリは痛い事もあるけど、やった方が回復が早くなるし、症状が固定しなくて済んだりする。

脳が身体の一部である以上、大変だとしてもリハビリをしてかなくちゃいけなくて。大地は一昨年の再燃の時の症状がおさまってるから。リハビリした方が良いかと思った。

そして。。。脳のリハビリで1番簡単なのは、散歩かなと思う。

自分のペースで近所を散歩。5分から初めて少しずつ距離を伸ばしたり速度を早めたり。いきなり急激にたくさん歩いたりせずに。

さらに色々調べた中で⬇️こんな情報がある。

*********

散歩などの有酸素運動は、海馬の機能を改善し、記憶力を高める可能性があります

【海馬と運動の関係】

  • 筑波大学体育系の研究では、ウォーキングやヨガなどの軽い運動を10分行うだけで、海馬が刺激され、記憶力が向上することが明らかになりました。
  • 運動によって脳内で分泌される物質が、海馬の成長や学習機能の向上を促すことがわかってきています。
  • 運動によって筋肉が収縮すると、インスリン様成長因子(IGF-1)という物質も分泌され、神経細胞を活性化したり、学習能力を強化したりする効果があると考えられています。

********

大地の今の悩みは、記憶力や集中力の低下だから。散歩を日課にすれば、それは意欲にもつながるし今の悩みの改善にも繋がる。

海馬は萎縮してもまた回復するらしいから。

そんなわけで、ゴロゴロしてるから散歩してこいと言う訳ではなく。そこには母の温かい愛情が込められていたのでした。

大地のブログ(ずっと寝っぱなしだけど)

コメント

  1. 西田 より:

    散歩して回復する実感があれば、ご本人から進んで散歩をするはずです。
    これは私の経験ですが、親や支援者の言うこと(散歩しなさい、居場所つくりななさい等々)はいつも1年くらい早かったです。
    たくさん眠って回復すれば、勝手に外に出るようになります。それまでのんびり待って頂けませんか?

    • 森の民 より:

      西田さま

      1年くらい早かった!!のコメント、納得です。
      ありがとうございます。
      昔、大地が発病してからはずっとゴロゴロさせて待ち続けていて。そしたら3年ほどして自分から意欲をもって動き出しました。
      焦らない焦らないと、自分に言い聞かせながらも、少しでも辛い時期を短くして回復できる道筋があるならばと勧めてしまいます。
      のんびり待つ!ですね。

  2. 西田 より:

    とにかく焦って良いこと何もありません。私の主治医は「じたばたすると逆行する」と言っていました。
    ぼんやりしている時、眠っている時に脳味噌の整理整頓やお掃除が行われています。それを邪魔しないで下さい。大地さんの体感を信じてあげて下さい。
    よろしくお願いします。

    • 森の民 より:

      西田さま

      息子の事をこんなに考えて下さりありがとうございます。
      他の子の場合もそうですが、親は「信じて待つ」しか出来ないのかもしれないですね。
      再び思い出させてくださりありがとうございます。
      息子が西田さんの事「めっちゃいい人じゃん!!」と喜んでいました。

      • 西田 より:

        熱くなっちゃってすみません。大地さんのブログの愛読者です。
        同病の者として、助けたくなりました。
        またコメントさせて頂くかもしれません。よろしくお願いします。

        • 森の民 より:

          西田さま

          息子のブログを読んでいただきありがとうございます。
          息子も励みになっていると思います。
          当事者としての目線!親からの目線!どちらも大切なように思っています。
          双方が気持ちを出し合うことでわかりあえる場面もあるかと思います。
          これからも愛あるコメントよろしくお願いいたします。

          • 西田 より:

            たぶん子供(当事者)側は親側の期待や不安に十分敏感で、それによって具合が悪くなっている場合もあると思います。そうなったら、今度は親側が子供側の話を聞く番だと思います。
            全然的外れだったらごめんなさい。

          • 森の民 より:

            西田さま

            コメントありがとうございます。
            確かに敏感になったなと思います。
            「聞く」って大切ですよね。
            うちは息子であまり話したがらないのですが、聞ける機会があったら「聞ききる!」をやってみようと思います。