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帰らないで

4.認知症と透析
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認知症の母は施設にいる。

先日は外出届けを出して父と一緒に外食しました。母はすっかり話さないようになり笑顔もありませんが、施設に戻り「もう帰るね」と言うと「帰らないで」と。

「明日から仕事だからさ」と言うと、母は何も言わずに頷きました。

「また来るね」と言うと「気をつけて帰りね」と。

帰りの車の中で涙がとまりませんでした。

帰りに立ち寄ったパーキングエリアで。
親鳥が来ると雛がピチュピチュ大きな口をあけてました。

コメント

  1. 愛美 より:

    はじめまして。

    記事を閲覧して涙腺が緩くなりましたよ。

    私の父も今施設にて私の場合は頻繁に施設に出向かなくてはならないのだけど
    なかなか思うようにいかない状態です。

    施設にいれてしまって良かったのかとか
    本当は自分が看なくてはならないのではないかとかいろんな感情が
    常にあって苦しくなる時もあるのですよ。

    介護の問題は解決しにくいですね。

    家族で看るというのも限度があるしそれぞれの生活もあるから
    施設の方々に任せるというのもあっていいとは思いますよ。

    そのように考えないとおかしくなってしまいそうです。。

    • 森の民 より:

      愛美さん

      同じ気持ちです。
      自分自身に、今の状況では仕方ないのだと言い聞かせながらも、何とかできないかと思いをめぐらせてしまいます。
      せめて施設が母にとって居心地の良い場所のひとつとなれば良いんですが。。。

      息子同様、様々な方向性の将来を見据えながらも、今を丁寧に過ごすしかないかもしれません。

      コメントありがとうございます。