私がオープンダイアローグについて学ぼうと思ったのは、大地を少しでも回復させたいと思ったから。
学んでいく中で、オープンダイアローグはいくつかの大切にしている事の上に成り立つ事が分かった。
それは、
24時間以内に対応する即時性とかもそう。でも、それが出来るような体制は整えられていない。オープンダイアローグを採り入れてるところは増えてきてるけど、医師の指示書が必要だったりするのもあるし、24時間というと盆も正月も土日祝日も関係ないのだから、そこまでして駆けつけます!という人も少ないだろう。
訪問看護とか訪問診療とか、電話しても時間外はアナウンスが流れるだけのところでは到底この条件を満たすことはできない。救急車も、自分で動けないような怪我には対応してるけど、精神疾患で病院受診させたいような場合は断られる。
一つだけそれが出来る機関があるなとは思う。警察である。
そうか!警察官がオープンダイアローグを学べばいいんだ!
警察はまさに市民の安全安心を守る組織。即時性という点では、警察官はうってつけだなと思う。
次に継続性。
本人の希望により対話を継続させなければならない。そうなると、警察官は無理だ。
ただ対話を重ねるためだけに来てくれるような、そんなシステムは警察にはない。
継続性という視点でいえば、保健所の保健師らがやるべき。ゆりかごから墓場までという言葉があるけど、地域の人たちの相談窓口。そもそも精神疾患の方々のために保健所が出来たのだから!と言っても良い。
けれど保健所は、残念ながら24時間対応していない。
日本でフィンランドのようなオープンダイアローグができるシステムを待っていては何十年もできないかと思うので、フィンランドとは違う日本オリジナルのオープンダイアローグのシステムが必要になるように思う。
オープンダイアローグは「開かれた対話」
家族は、子どもが統合失調症を発症してしばらくたって、やっとオープンダイアローグというものがあることを知る。そのため、発症してある程度経ってからスタートすることになる。即時性は除外。
継続性に関しては、訪問看護が良いけれど、臨んだ時に直ちに設定して行うことはできない。あらかじめ定められた曜日と時間、週1~2日。支援者2名で訪問していただき、当事者と家族と支援者2名。これでやっとオープンダイアローグが成立する。
効果のほどはというと。。。劇的に良くなるという話を聞いたことがない。けれど、数か月単位で対話を重ねていくことで、双方が自分で気づけるようになる。対象は当事者だけではなく、その場にいる家族も変わる機会が与えられる。
親子だけだと、対話にならないことが多い。第三者が入ることが大切。


コメント
いろいろ同感です!
オープンダイヤローグに警察が向いている。24時間大勢の公務員。
実際、自分の地域の警察(生活課だそうです)の方々はオープンダイヤローグではないけれど、
陽性症状で大変な息子に対して、愛を持って対応してくださいました。
2回緊急事態で呼んだけど、2回とも同じメンバー。
親にも冷静にいろいろ教えてくれました。
病院選びも、病院での受け答えの仕方も、
良い方向に行くようなことを息子にも親にも教えてくれました。
しかし、おっしゃるとおり、継続性は望めません。
遅れて始まる訪問看護のオープンダイヤローグもしかり。
仕組み的に後手後手です。
対話をしてくださる訪問看護の方が、
「オープンダイヤローグは、最初の症状の切り分けに使えると思うんですよ。
真に統合失調症なのか、うつ病なのか、ただの精神衰弱なのか。
薬じゃなくても治るものは直してしまおうというものだと思うんです。」
その通り!と思いました。
ただの憂鬱に、うつ病の薬や精神薬を出す精神科やメンタルクリニックのが多いのではないでしょうか?
気になるという神経的なものにも。まるで胃薬のように出されます。
しかし一度飲んだら、止めるのは慎重にしないといけない薬たち。
薬が嫌で、飲んだ時のようにあまり気にせずやめてしまうと、
離脱症状なしにはいられないと思うのですが、
その離脱症状は統合失調症の状態に類似していると思います。
だから本当は、
オープンダイヤローグは精神科やメンタルクリニックで最初にやってほしいです。
カウンセリングにも保険をつけない日本(怒)なので敷居は高くなるばかり。
保険適用が無理ならば、せめて一般の方々に周知させたい。
教育現場でできないか?
保健所でできないか?
カフェでできないか?
神社やお寺でできないか?
そんなことを考えています。
海の民さま
お読みいただきありがとうございます。
海の民さんも、オープンダイアローグについて考えていらっしゃるんですね。
森川すいめい先生のお話を伺った際には、最初に精神科にかかるのかどうかのトリアージができる印象を受けました。
例えば、ひきこもりとなった子どもがいた際に、学校へ行かせたい親や心配している家族、そして当事者の子どもがいた際に、オープンダイアローグをすることで、誰も精神科へ入院することなど望んでいないことがわかる!といった感じです。
おっしゃるように、薬が必要不可欠な場合もありますし、もしかしたら人薬でなんとかなってしまうものもあるかもしれません。
どの医者もみな薬を出すとも限りませんが、概ね診断名を付けなければならず、薬が第一選択となる今の現状に疑問を持つ必要もありますよね。
まずはご近所付き合いを大切にして、困ったときはお互いさまの精神で助け合う社会だったら。
神社やお寺もいいですね。昔は相談事はそういったところですることも多かったかと思います。
オープンダイアローグが直ちに、そして継続してできるのは、ご近所や身近なそういった方々なのだと思います。
コメントありがとうございます。