子どもが統合失調症やうつ病などの精神疾患になってしまった母の日々のブログです

終活

1年ほど前だろうか。。。三男が私に終活を始めろと言ったことがある。

え~~~~!!(怒)かあさん、まだ50だよ!いくらなんでも早いでしょ!

「今から始めないとダメなんだよ!」

よくよく聞くと、認知症にならないためには、その可能性のある年齢の20年前から気を付けないといけないとか、老後に私がどこでどんな風に過ごしたくてそのために今何をしておくべきかとか、考えて計画をたてないといけないという。

少し前に、老後の資金がいくら必要かということがメディアで取り上げられて訂正されたけれど、それによると2000万円必要なのだとか。。。

もちろんそんなお金はない。(というか、私には貯金がほとんどない)

ところで、私の実家の両親は田舎で二人で暮らしていた。ずっと元気に健康にいるわけではないことは予想していたので、10年ほど前に両親に東京へ来ないかと話したことがある。すると父は激怒して「自分の人生を台無しにする気か!」と。父は、生まれてからずっと(若い頃都会でほんの数年間働いたことはあったものの)故郷で暮らし、地域に根差した活動をしてきた。故郷が大好きなのだ。

だから父の気持ちがわからないわけではなかったのだけれど、父は社交的で、まだ元気に活動できる今ならば、東京へ来ても新しいコミュニティーで友だちを作り居場所を見つけ、その場所で活躍できるのではないかと考えていた。

そして母は、「東京へ行くよ」と言っていた。その時母は68歳で、ジムへ行ったりバス旅行へ行ったり友だちと写真を撮りに行ったりと活動的に楽しんでいたけれど、若い頃東京で働いていたこともあり、娘二人の住む東京に来て、私の家の近くに住むと言ってくれた。

けれど、その時以来、私は両親に東京へ来てほしい話はしなかった。父が怒りだすことがわかっていたから。

それから数年は、父も母も普通に暮らしていたけれど、母は癌になり入院・手術し、腎臓も悪くなり、透析をすることになり、たったの5年ほどで認知症はあっという間に進行した。それまで施設に入っていた祖母(母にとって義母)が亡くなったのも大きなきっかけだった気がする。祖母は施設に入所しているとは言っても自宅から徒歩圏にあるところで、新聞を届けたりするのが日課になっていたのだ。

認知症が進行してからも、父は頑張っていたのだけれど、母は転倒して骨折したり、シャントの入れ替えの手術などで入院をした。入院するたびに母の認知症は進行していったように思う。

この間に、父も転倒して肩の腱断裂をして腕が使えなくなり重いものが持てなくなり、ついには先日、足が痛くて起き上がるのも辛いと言い始めた。先月帰省した時にはゆっくりでも歩けていたけれど、今は杖がなければ歩けないのだという。

母の施設の費用もあまりの高さに驚いている。認知症で透析もしているとなると、入所できる施設は限られており、月々の支払いは両親の年金全部合わせても足りないのだ。

「終活」と言う言葉は昔はなかった。父はどんな老後を送るつもりだったのか。おそらく、私や孫たちが一緒に住むとか、近くに住んで毎日のように訪れて楽しく過ごし、食事は私が作り、病院などは私が車で連れて行き。。。昔の大家族の風景を夢見ていたのではないかなと思う。

けれど現実には、私も妹も東京におり月に一度しか顔を出さない。病院へ行くのも自分で車を運転して行かなければならない。施設の費用がかかるからタクシーなど使えない。貯めていた少しばかりの貯金は減る一方だと思う。

どうすることが一番良いのかずっとずっと考えてきた。長男が統合失調症となり落ち着くまで私はこの家からは離れられないなと思う。もしも父が先に亡くなり母だけになったら、迷わず東京へ連れてくるだろうな~。けれど母は毎日のように父を気にかけているし父は毎日毎日母に会いに一日2回くらい施設に顔を出し、病院へ透析をしにつれていったりもしている。今は両親を離れたところに別々にはできないな。。。

こうして書きながら、私は頭の整理をしている。

私の「終活」は、三男の言うようにもう始めないといけないと思う。子どもたちが30年後、私の事で自分の時間を使って悩んでほしくない。私は子どもたちに自分は幸せな人生だと見せ続けたいし、「だからあなたたちも自分の人生を好きなように楽しみなさい」と言いたい。

母がアルツハイマー型認知症だから、私もそのようになる可能性は高い。とすると今できることは、適度な運動と適切な食事かな?

あとは、母が旅行に行ったりジムでお友だちを作ったりして楽しんでいる話を聞いて私は嬉しかったから、私も仕事以外の自分の楽しみをみつけたいなと思う。

一粒ずつ食べる感じ
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コメント

    • いつも心に
    • 2019年 9月 18日

    私もそろそろ終活に向けようかと思いながら全く出来ていません。終活というか断捨離ですけどね(⌒-⌒; )
    ひどく物が溢れていてなんとかしなくては(⌒-⌒; )

    親の事も心配ですね。お父さんも大変なのにお母さんの介護しているなんて。お母様はジムも通っていたのですね。凄いなぁ。体力はあるのでしょうか^ ^。
    うちは母が出不精なので羨ましい。

    最近近所に私より少し年上の夫婦が地方から引っ越してきて、子供がみんな東京にいて寂しいから引っ越してきたと言ってました。

    色々な考え方がありますね。

    お子さんお怪我は大丈夫ですか?
    病気を持っていながらも一人で暮らせたり大学へも行けたり頑張っていますね。

      • 森の民
      • 2019年 9月 18日

      いつも心にさん

      母は、ほんの数年前まではジムに行くほど元気だったのに今はほぼ寝たきりになりました。認知症にうつ症状も加わり、表情が変わってしまいました。
      なんとかしたい!!と思いながら何も出来ずにいます。

      断捨離!大事ですね~
      私もやらなくちゃ(笑)

      息子はアパートには時々帰りますが、基本的には家にいてくれるようになったので助かっています。
      早く一人暮らししたいと言いますが、骨折してくれて手が上手く使えず出来ることが限られてしまっているのであんまり帰ると言わなくなりました。(災い転じて?)
      まだ落ち着きませんが、のんびりいきたいと思います。

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