認知症の母から電話がありました。
母は、3月に転倒して骨折し、その後入院。退院後は施設に入所しました。
透析をしていて認知症の母。田舎で老老介護をしていた父も昨年転倒して肩の腱断裂のまま頑張っていましたが限界でした。
母を自宅に引き取れないかなと何度も考えましたが、現実的には厳しいと、気持ちを抑えて過ごしています。
そんな母からの電話です。
出ると、弱々しい声で、「今からお父さんとそっちに行くからねー」と。
以前まだ元気だった時に、父が運転する車で私の家まで遊びに来ていた時のことを思い出して話しているのだなと思いました。
「うんうん、待ってるね。気をつけてきてね。」と言ったけれど、「なに?聞こえないよ~」と。携帯の受話器にうまく耳をあてていないのだなと思います。やがて、「じゃあね。行くからね」と言って電話は切れました。
来るわけではないんです。もう少し話したいと思い電話をかけ直したけれど、話し中で出ませんでした。どこか間違えて押しちゃったんだろうなと思います。
息子が落ち着いたら、また母に会いに行こうと思います。
コメント
こんばんは、なおです。
認知症、特にアルツハイマー型認知症って統合失調症と表裏一体ですよね。
ネットで統合失調症 認知機能障害 新薬って検索すればいっぱいでてきます。認知機能の低下って
一見、認知症(アルツハイマー)の症状と似ているんですよ。集中力や記憶力が低下するという意味では。原因は違うんでしょうが。
そこで医学でも両方は脳の構造をみて関連性があるんじゃないかといわれて薬の研究などが行われていますよね。
今、認知機能障害に効く薬が世界で治験中です。私にとってはもってもない待望なことです。
勉強もそうだけど仕事をやるうえでは高度な認知機能が必要です。それがないと社会から
はじきだされてしまいます。私がそうでした。
だけどレキサルティとであって変わりました。ちなみに私の主治医の話ではレキサルティは
1mgではあまり効果がないらしく私も2mgではじめてその本来の効果をだしました。
主治医もレキサルティがでたら学会で勉強してきたみたいです。
息子さんも薬に頼るのも一つですが、時間が経てば自然と自然治癒力でよくなっていきます。だけどそれは1,2年ではなく10年くらい見たほうがいいと思います。長いですが統合失調症はそれだけやっかいなのです。
幻覚、妄想だけでなく自閉、鬱、認知機能障害と多岐に渡って全体的にみるととても長い時間がかかります。
なので息子さんも長い目で見たほうがいいと思います。そうしないと長期戦で疲れ果ててしまう可能性がありますよ。まだ若いので心配はわかりますが長い目でみていったほうがいいです。
なおさん、
ありがとうございます。
認知症の母は、リスペリドン飲んでますよ。
昔、統合失調症は若年性認知症と言われてた時期もありますし、海馬の萎縮など似ていますね。
おっしゃる通り、長く付き合う病気ですね。
自分も楽しみながら、ゆっくり、疲れ果てないように寄り添わないといけませんね〜。
なおさんは、レキサルティに出会えて良かったですね。これからもっともっと良い薬が出るかもしれません。早く確実に治せると良いですね。
焦らず慌てずあきらめずにがんばります!
(『あ』の三原則、家族会の方が考えました。
あわてない!あせらない!あきらめない!)