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お墓参りとカラオケ大会

4.認知症と透析
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リカバリーフォーラム出演の翌日は、実家に帰省しました。

お彼岸だからお墓参りをし、母の施設へ行きました。

今回は、父が母の施設でカラオケ大会をするというのです。父は地元のカラオケ大会で司会をすることが多く、一時期は年に何回もあちこちに呼ばれてカラオケ大会をしたり司会をしていました。そして、母を施設に入所させた時から、ここでカラオケ大会をしたいと言っていました。

実家から機材一式を一緒に行った三男が運び、セッティングをしました。

カラオケ大会には施設に入所されている方が皆さん待っていてくださって、母ももちろん車いすに座っていました。私が声をかけると無表情でしたが、「ほら!あそこに海もきてるよ!」というと、突然表情がぱ~~~っと明るくなり目を見開き海の方を見上げていました。もちろん海も「おばあちゃん!俺もいるからね。」と声を掛けます。

カラオケ大会は、昭和30年代頃から50年代頃までの懐メロがかかり、父は曲と曲の間にその時代の話を入れながら進んでいきました。

施設利用者の方々、皆さん、笑顔で歌われていました。中にはマイクを持ってずっと歌い続ける方もいました。

母も歌っていましたよ♪

カラオケ大会は1時間ほど行われ、終了後私たちは母の部屋でおやつを一緒に食べて過ごしました。母は認知症で、今はうつ症状も入っており、無表情でしたが、時々孫の話をするとパット表情が変わります。

来週は、長女の月子が行ってくれることになっています。

カラオケ大会

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