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QOMが大切

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。何しろ介護が身近にあるので、統合失調症の大地の話を聞きたい方々もいるかとは思うんですが、高齢者の介護ってすごく共通するところもあるんですよ。そこから得られるヒントもたくさんある♫ 今日はそういうお話です。

QOL=クオリティーオブライフ=生活の質

今更だけど、高齢で病気の両親の介護は、これを一番大切に考えてました。

父は肺がんで、抗がん剤の内服治療していて、今は間質性肺炎にもなっちゃったから入院してます。入院の一番の目的は、医療的には「間質性肺炎の原因を探り治療する」なんだろうけれど、「息が苦しい。ちょっと動くだけで苦しくてなあ」と言う父の「息苦しさを取り除いてほしい」これが希望。

間質性肺炎の原因が抗がん剤内服なら、ステロイド治療+抗がん剤を止める(または別の抗がん剤にする)で、良くなるかもしれません。息苦しさの原因が間質性肺炎なら、医療的な治療で息苦しさも治るはず。息苦しさの原因は肺がんによるものとも考えられるけれど、手術で元の癌はとってしまったし、抗がん剤が効いていて、転移した癌そのものは大きくなっていないから肺がんのせいではないようです。

【Quality of life の改善←息苦しさをとる←間質性肺炎の治療・抗がん剤の調整】

でも、入院後の治療で、父の間質性肺炎は改善されているけれど息苦しさがぜんぜんとれません。

息苦しさの原因は何?

内科の主治医にもわからないそうです。(でも手術後どんどん悪化していて、手術した方の肺は胸膜炎になっているのでこれが原因かもな~と、外科の手術が下手な執刀医に苛立ちますが。言っても仕方ない。)

息苦しさの原因を知り、その原因の治療ができたら息苦しさはとれるかもしれません。

ステロイドの治療で間質性肺炎は改善傾向にあるので、一旦とめていた抗がん剤の内服がまた始まりました。息苦しさはステロイド治療でも、抗がん剤やめても、抗がん剤始めても、変わらないようです。

これで抗がん剤始めたら息苦しさが出てきたとかいうなら、いっそのこと抗がん剤やめちゃえばいいのになって思います。抗がん剤を止めたら、もしかしたら寿命は少し短くなるかもしれないけれど、息苦しくなく暮らせるならその方がいいなって。もちろんこれは父が決めることです。

母は、毎日毎日、「お父さんは?」と聞きます。そのたびに「入院してるよ~」と答え、いつ退院?今日は何日?のやりとりが数十回ほど繰り返されています。カレンダーに退院の印を書いたけどそれを読むことを忘れちゃうから結局答えてます(笑)

母にとっての良い状態のQOLは、その瞬間瞬間を楽しく穏やかに過ごすこと。お腹空いたと言ったらご飯やおやつをあげ、テレビのリモコンも母のそばに置き好きなようにさせています。夜電気を消すタイミングも母にお任せ。なので、夜寝るときになると、何度も何度も電気をつけたり消したり。そしてテレビは一切落ち着いて見れません(笑)

さて、統合失調症の大地にとって、どんな風に過ごすことがいいのかな?

QOLを回復させることがいい時期もあるけれど、今の大地にとってどうすることが最善なのか?

海みたいに、QOLが大事とわかりながらも、ご飯も節約して好きな事に打ち込んでいたら幸せな事もあります。

それぞれの幸せのために、QOLが大切な人もいるし、一日1食で野宿してでもやりたい事をやってる方が幸せ(過去に海はそんな生活してました(笑))ということもありますね。

QOM(クオリティーオブメンタル)のための、QOLですね。

あ、Quality of mental は、今思いつきました。命名森の民(笑)

父の目標も、一番はQuality of mentalを、父が思うような状態にすることですね。

【Quality of mental← Quality of life の改善←息苦しさをとる←間質性肺炎の治療・抗がん剤の調整】

自分はどうなのかな?毎日どんな気持ちで過ごしていたいのかな?子どもたちの事も両親の事も大事だけど、自分自身も考えないとね。

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