飼い犬のココアは、免疫疾患にかかっている。診断名はよく分からないけれど、生後半年くらいから、後ろ足を痛がって歩けなくなった。
動物病院を周り、よくわからないまま酷くなるので、動物の整形外科専門医のいる3件目の病院に入院し、検査を受け、骨などの異常ではなく、自分で自分の細胞を壊してしまう原因不明の免疫疾患だとわかった。それから、ずっとステロイド剤を飲んでいる。
はじめは、朝夕数錠だったのが、少しづつ減らしていき、今では、10日に1回半錠飲むだけ。それで、痛がらずに元気にしていられる。
けれど、風邪をひいたり、下痢をしたりするとダメ。足を痛がるから、ステロイド剤を1錠あげて、痛がらなくなったら、そこから半錠に減らし、2日に1度→3日に1度と間隔を開けていきやっと、10日に半錠となる。
犬のステロイド剤も、人間と同じように、水分をたくさん欲して、食欲もめっちゃ湧くらしく、一時期すごく太ってしまった。
タダでさえ大型犬なので、太ると足への負担が大きくなる。仕方なくエサを制限すると、空腹が我慢出来ないらしく、高い場所に置いといた食パン1斤とか、食べてしまう。で、かえって太ってしまう。
ステロイド剤をあげずに様子を見たら、1ヶ月くらいして、また痛がって歩けなくなってしまった。
1日数錠からやり直した。
そんなココアと付き合いながら、もう4年半。やっと、エサの量が落ち着いた。薬も、10日に半錠をキープ。
息子には、「ココアは一生薬が必要なんだよ。でも、薬さえ飲んでいれば、散歩も楽しく行けるし、痛くもならない。大地もね。」
犬まで例え話にして、薬の大切さを伝えている。
今日は、ココアのステロイド剤が無くなってしまったので動物病院へもらいに行った。
大型犬なので、診察台の上に乗せるのも大変。大地が、一緒についてきてくれた。
「かあさん、ちゃんとココアに薬あげてる?忘れちゃダメだよ。」
自分の薬はポッカリ忘れてたくせに〜!
コメント
初めまして。39歳の統合失調症当事者です。僕も大地君と同じ頃に病気を発症して、何とか高校を卒業しました。あの頃の僕の母もこんな気持ちだったのかなと思いながら、ブログを読ませていただいています。僕は18歳で病気を発症して、19歳で一旦は治ったと言われたんですけど、20歳の時に再発しました。大学にも入学していたんですけど、病気が再発して、入院して、学校にあまり行けなくなって、中退しました。少しずつ回復してきて、23歳から30歳までは働けたんですけど、27歳から30歳までしてた仕事が空港の警備の仕事で、36時間勤務などが頻繁にあり、少しずつ病気が悪くなっていき、悪くなっていることに気付かず、また再発して、入院してしまい、会社を辞めるしかなくなりました。それから今に至るまで仕事はせずにデイケアに通っています。今は病気は割と安定しています。これから先フルタイムでの就職は考えていませんが、アルバイトや障害者雇用を目標にしています。大地君、これから順調に回復して、色々な夢や目標を実現できるといいですね。これからもブログ更新楽しみにしています。
初めまして。39歳の統合失調症当事者です。僕も大地君と同じ頃に病気を発症して、何とか高校を卒業しました。あの頃、僕の母もこんな気持ちだったのかなと思いながら、ブログを読ませていただいています。僕は18歳で発病して、19歳で一度治ったと言われたんですが、20歳の時に再発して、入院しました。大学にも行ってたんですけど、病気であまり行けなくなって、中退しました。少しずつ回復していって、23歳から30歳までは働けたんですが、27歳から30歳までしていた仕事が空港の警備の仕事で36時間勤務というのが頻繁にあって、少しずつ病気が悪くなっていって、悪くなっていることに気付かずにまた再発して、入院して、会社を辞めるしかなくなりました。それから今に至るまで働いていなくて、病院のデイケアに通っています。これから先、フルタイムでの就職は考えていませんが、アルバイトや障害者枠での仕事を目標にしています。大地君、これから順調に回復していって、色々な夢や目標を実現できるといいですね。これからもブログ更新楽しみにしています。
ティトさん、
長い間、この病気と付き合ってこられたんですね。
36時間勤務なんて、健康な人でも病気になります。すごく頑張ってこられたんですね。
再発を繰り返したようですが、ティトさんは、今はデイケアに通い、障害者枠やアルバイトなどでの就労を目標にしているという事。諦めない姿、素晴らしいです。
このティトさんのコメントを読んだら、他の当事者の方の励みにもなると思います。
私も、この病気は油断できないし、一生付き合っていかなければならない病気だと思っていますが、ティトさんのように、「日々を穏やかな気持ちで過ごしながらも、目標を持って前向きに過ごしていく」そんな生活そのものが、幸せなのではないかとも思えます。(もちろん幸せは人それぞれですが。)
息子が、自分の幸せとは何かがわかり、それに向かっていけるよう見守っていきたいと思います。
コメントありがとうございます。