入院前の気持ち

いよいよ待ちに待った入院で～す

息子が精神科に入院するわけではないんです。入院するのはわたし♫

当初「卵巣がん疑い」で大きな病院紹介されたときは、さっそく卵巣がんの5年生存率などネットで調べ、沈黙の臓器か！遅いじゃん！！とため息も出ましたが・・・（だって、あれやらこれやら、これで自分の人生が幕を閉じるとなったらあんまりだ！！！と思ったから💦）

すぐに翌日大きな病院へ行き、腫瘍ちゃんが18センチと言われ、「はぁ～、ビールっぱらかと思って、この数日ビール控えてたんだよな～。コロナ太りかなとかも思ったし・・・」と自分の鈍感さにあきれながら、「こんなに急激に大きくなってるんじゃやっぱり良性とかではないよな～」とまたまた落ち込み。。。

さっそく家族会のLINEグループで大騒ぎして聞いてもらったら、なんだか元気が出てきまして。。。(吐き出すって大事だ～～♡）

2日後には、「すべては天寿だしね。入院するからにはコロナ感染とか色んなリスクもあるだろうけど、これで死んだら死んだで仕方ないか」と思えるようになった上に、「ビールっぱらじゃないなら、飲んでいいんじゃん！🍺」と毎晩のビールも解禁＼(^o^)／

何度も何度も、消えてなくなりたいなあ～と思っていたこともあるし、だからって自分で死ぬわけにはいかないから、癌にでもならないかなあと思ったこともあったし。。。（癌で闘病中の方には申し訳ないm(__)m）

よく「親亡き後」と言うけれど、精神疾患の息子の「親亡き後」なんて私の知ったこっちゃない！だって死んでるんだからどうすることもできないし。自分でなんとか頑張ってね～✨行政の方お願いね～✨と思う。

急に「死」を目前に感じることになり、結局「天寿」だしね、と思う。

手術に向けて、MRI、注腸検査、胃内視鏡検査、エコー、CT、心電図、レントゲン検査、血液検査などなど。その結果を主治医から聞いたら、腫瘍ちゃんもスクスク育ってるのか20㎝だった。さらに主治医から手術の内容を聞き、手術室ナースから説明を聞き、病棟ナースとお話し、入院窓口で説明を受け、PCR検査も受けて、「癌の疑い」とわかってから1か月、週２～３で病院受診してやっと明日入院。

落ち込みから通常モードに戻り、大っ嫌いなMRI検査を無事乗り切り（狭いところに入れられるのが嫌いだからMRIは緊張した～💦）その後は、病院でのあれこれはすべてテーマパークのアトラクション感覚で受けられました～。待ち時間もアトラクションの待ち時間感覚。ドキドキをわくわくに変えて👌

こうなるともう、入院も手術もワクワクイベント。10日間だよ！10日間もひとりでお泊り。出産のときだって帝王切開で1週間だったのに。。。そして4人目の帝王切開の時は、もう退院か😢もっとゆっくりしたかったな。。。と上げ膳下げ膳の入院生活名残惜しい気持ちがいっぱいだったし。

それが今度は10日となったら、これはもうバケーション。コロナで面会も誰もこれないから、おやつを多めに持っていこうかな！何持っていこう！！と、スーパーでお菓子売り場をウロウロ。

でもなあ、、、せっかく子宮も卵巣も卵管も大網も全部とるんだから、すっごくお腹周りがスリムになるかも✨くびれができるかも～～✨✨初のダイエット成功のチャンスかも～～～！！♡せっかくの栄養バランス考えられた病院食＋持っていくおやつ・・・・絶対おやつの分が余分だよね💦

迷った挙句、持っていくと絶対に食べちゃうと思うから、おやつは持っていかないことにしました😢

その代わり、ネットフリックスとアマゾンプライムで映画見放題にして、さらに長女に教えてもらったゲームをインストール♫　マンガ読み放題のアプリも調べたし、寝ながらスマホが見れるスマホスタンドを購入し、ゴロゴロ三昧の準備OK！

こんなのんびりできることは無かったなあ。自分のからだのメンテナンスだけ考えるって時間も無かった。

これは神様（いるかわからないけど）が、のんびりしなさいって、自分だけの時間をくれたんだろうなあ。

癌疑いと言われたばかりの頃、「あ～あ、悪性だったらその後化学療法とか抗がん剤治療とかあるのかあ、やだなあ・・・」とつぶやいたら、大地に「やるしかねーだろ！」と言われ、がぜんやる気が出た！

そう！何があろうとやるしかない。目の前のやるべきことをやるだけ。

そんなわけで、明日の入院はディズニーランドに行く前みたいで、ちょっとワクワクして待ってます♪（手術はタワーオブテラーの感覚です）