透析をしている認知症の母、先月血管が詰まってしまい人工血管を入れる手術をした。その後退院して施設に入所したのだけれど、先日再び血管が詰まり入院。
発熱により直ぐには手術出来ず熱が下がるのを待って先週末手術をした。
その間腕から透析は出来ず、足の付け根の動脈から透析をする。透析終了後はしばらく安静臥床。起き上がることはできない。
けれど母は認知症もあるため何度説明してもそれがわからないし何度もトイレに行きたがる。透析してるしもう尿はほとんど出ないのだけど、行きたい気持ちだけは強くて、「トイレ」と起き上がろうとするし「背中がかゆい」など、ずっとずっと繰り返して言う。
それを何十回なだめただろう。1時間ほど母の背中や腕など掻いたりマッサージしたり。
少し休んだらまたその繰り返し。
母は家に帰りたいという。父一人では到底介護できないだろう。
今年高校を卒業した三男が、おじいちゃんちに行くよと言ってくれて、しばらく田舎の実家を拠点にしてくれている。
三男は、「オレが行ってもおばあちゃんはトイレとかそんなに言わないよ」と。
それは孫だから頑張ろうと思うのかな~?と聞いたら、「おばあちゃんは認知症だけど何回も繰り返し言えば分かるようになるから。『手術したから足は動かせないんだよ』ってのをまったく同じ声のトーンで言葉もまったく同じ、まるで録音したものを繰り返すみたいに話すと、何回目からかは言わなくなるよ」
なるほどね〜
今度行ったら試してみようと思う。
コメント