毎回の受診で主治医と話すときに、大地の今の気持ちも聞くことができる。
大地は辛いとか困ってるとか、声が聞こえるとかは私には話さないのだけど、主治医に聞かれたことには素直に答えるから、毎回「え！？そうなの？？」と気付かされることがある。
今回もまた「どう？」と聞かれて「別に困った事無いですねー」と言う大地。主治医から「お母さんはどう思われますか？」といつものように聞かれ、「バイトや大学が無くなり声と話している時間が増えていると感じます。」と言うと、
主治医「声が聞こえたら何か困ったりしないの？授業聞いていてジャマされるとか無い？」
大地「いや！それは無いです。ただ、暇だから話してくるか～と思って」
お！？そうなんだ。やっぱり暇だから話してるんだ。と思っていると、
主治医はそこで薬についての話をしてくれて、「基本的にはクスリはひとつにしたいんだけど、もしも薬を減らしたことで幻聴が増えちゃっているなら減らせないし。あとは、今飲んでるブロンナンセリンの方をもう少し増やす方法もあるけど、どうしたい？」
すると大地、「いや、別にいいですよ。暇だから話してるだけだし。」と。
暇つぶしの何かを考えないとな～
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