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就労移行支援センターについて

2.統合失調症との日々
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就労移行支援センターは、就職を希望する人が通所して就職するまでの支援をしてくれるところ。基本的には2年まで利用でき、状況に応じて最大3年までサービスを受けられる)

大地の通ってるところは、元々は、私がwrap(wrapについてはまた別の日にブログに書きます)を受けさせたくて、どこかでやってないかな~とネット検索してみつけたところです。

wrap お住まいの地域名 

これで検索

へ~、就労移行支援センターかあ。。。と、まだ大学に入って間もなかったその時は、まだ先の話と思ってそこの事業所は記憶の片隅に残っただけでした。

wrapの方も、デイケアとかに行けば受けられそうな感じではあったけれど、とにかく本人にその希望が無くて諦めました。

さて、大学3年生までは普通に就職する気満々だった大地ですが、3年の秋のバイトですっかり自信が無くなり、障碍者採用枠での就職を考え始めました。

大地は大学の就活支援窓口の先生の所へ相談に行ったんですが、そこでは「障害を隠して就職したら、ばれると辞めさせられるよ」と言った「え!?そんな事言う?」という情報を仕入れて帰宅。

もしもエントリーする際に、「あなたは精神疾患はありますか?」とか聞かれ「いいえ、ありません」と答えて採用となってその後「実は統合失調症でした。だから病気休暇下さい!」となったら、もしかして辞めさせられる可能性も無いとは言えないかな?とは思ったものの、まず「精神疾患ですか?」という質問するところがあるとは思えない。就労前の健康診断でそういった記載を書いて提出したとしても、それを見て内定取り消しとなったら、それはその会社はヤバいでしょ。だから就職担当の先生が何を意図してその話を息子にしたかわからないし、どちらかというと、もっと詳しくいろいろ話してくれて、その中から息子のアンテナにひっかかった言葉だけ持って帰ってきたのかもしれないけれど。。。いずれにしても大地はクローズで働くことにびびって帰ってきました。

なので、、、「そんなわけないと思うけどねえ~」と言いつつ、就労移行支援センターってのがあってさ、そこのスタッフさんたちは障碍者採用に詳しいと思うから、そこに通ってみない?と勧めてみました。

ちなみにうちの家がある市では、無料で2年間まで通う事が出来ます(状況により最大3年まで通えるそうです)

さて、いくつもある就労移行支援センターの選び方ですが、、、見学行くのが一番良いかと思います。

まず、一人で通えるところ!これ大事です。就職してから送迎するなんてこと絶対にやりたくないので、今のうちから自分で通う習慣はつけておきたいところです。

あとは見学に行った時の雰囲気かな~

大手も見に行きましたが、大地には合わなかったみたい。かっちりしている所が疲れそうって事でした。

今大地が通っている就労移行支援センターは、以前私がwrapを調べてヒットしたところだったんで、その辺りも期待していました。

実際にそれをやったのかどうかはわからないけど、通い始めて大地が自分の体調管理に気遣うようになり、「今日体調悪い・・・」など発信するようになったのは良かったかな~と思います。

なにしろそれまでは診察しても「かわりません」「大丈夫です」しか言わなかったんだから。。。受診の際にも「ちょっと体調が悪くて・・・」と言えるようになり、そこから「どんなふうに体調悪いの?」と主治医にも聞いてもらえてまた自分でも振り返る。。。これができるようになったのはこれからも病気と付き合っていく上で大事だな~と思います。

先日、就労移行支援センターへ行ったはずの大地から突然電話があって、「〇〇の会社に応募したけど、××の知識が必要らしいから、△△を買って帰る!」と言われて驚いて。△△を買って帰る!っていうのが、大地が不調の時の衝動買いと似てる気がして、就労移行支援センターへ電話をしてみました。

状況を伝えると、しばらくして連絡が来て、症状によるものではなさそうだとわかりました。

さらに、就活について今どんな風に支援してもらっているのか聞くと、基本的には自分で企業を調べるのだけれど、エントリーするときは教えてね、というスタンスになってるようでした。

これは、どこの就労移行支援センターでも同じではないようなので、もしも行かれる方はどんな風に支援してくださるのか聞いてみた方が良いかなと思います。

本来なら月~金の10:00~15:00まで通える就労移行支援センターですが、今はコロナのために通所人数を絞っています。なので大地は週2日だけの通所。 けれど毎日電話があって、体調を聞いてくれたり何をして過ごしているか聞いてくれるのでありがたいなあ~

大地はちょっぴりめんどくさそうですが、ぼちぼち進めたらな~と思います。

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