2週間ぶりの病院受診だった。
主治医はいつものように息子に話しかける。大学どう?サークルは夏休みに何かしないの?霊と交信して、何か困ったことはないか?などなど。
すると息子、「はい」「わかりません」など、どっぷり陰性症状なのか!?ってくらいの答え方。小声で主治医とも目を合わさない。
???レキサルティ無くなり10日たち、この所、妄想の時間も減ったしテレビ見て笑ったりしてるのに、この表情と態度はどうしたんだろう。
主治医が、「じゃまたおかあさんと話すから待ってて」と言うといつもの通り息子は待合室に出ていった。
レキサルティを内服する前のような様子に戻り、独り言や空笑の時間も減ったし、夕飯を作ったり犬の散歩に行ったりと手伝いもしてくれるし、テレビを見たり話しかけた時の反応も良くなったんですが、なんで今、こんな様子なのか驚いています。
そう言うと、主治医は「そうか、じゃまあ良かった。レキサルティ無しでいきましょう。」と、特に息子の診察の時の様子の変化については触れなかった。
そう言えば、病院へと向かう車の中で息子は空笑があった。診察が終わると、「お前が色々話しかけてくるから鬱なんだけど!」と、話しかけてもいないのに言い出した。さらに帰りの車の中でも、空笑。
霊と交信してるの?と聞くと、「うん♪」
ところがその後は、レッドカレーを作ると言ってはりきって料理を始めたりして、さっきまでのツンツンした感じは全くない。
「今日サークルあるからさ、カレー作ったら遅くなっちゃったから送ってもらえない?」
いいよ。(う〜ん、普通だ。まるで再燃の前のよう。。。)
カレー食べながら空笑はあるから、交信しながら楽しく食べてるんだろうな~
そういえば、3年前に認知行動療法リハビリテーション(NEAR)を受けるために通った遠方の病院へ通っていた時も、その行き帰りの車の中で、認知の歪みは悪化していた。
タイミング的に病院受診の前後で症状が悪化している気がする。
病院はストレスなのかなぁ???
コメント
統失の息子さんは病院の診察をどう考えてるか分からないけど、
特に精神科の診察は精神科医と交渉するものだと認識した方が良い。
自分の病気で困ってることを話すのは基本だけど、そこに縛られてはいけない。
自分にとって都合の悪くなる話は精神科医相手でもしてはいけない。
それでいて、精神科医は処方箋を書く。
自分に一番合った薬を出してもらうように交渉する必要がある。
診察前の病院に行くまでの時間は主治医との交渉のケーススタディをする時間に当てた方が良い。
それと交渉は駆け引き型の交渉術より原則立脚型の交渉術の方が納得のいく交渉ができる。
精神科医との交渉において原則は何か患者は理解しておく必要があると思う。
ある統失おじさんさん
そうなんですね〜
17才で発症した息子は、今まで主治医には色んな話を聞いてもらっていました。ほとんどが病気の話ではなくて、筋トレとかバイトとかどうということのない話でした。
変薬もなかったし、自分から交渉などはしたことがありませんでした。
息子は病気だと認めたくないのかもしれません。
病院へ行くと嫌でもそれと向き合う事になりますよね。
統失おじさんさんは、ご自分で医師と向き合い治療されているんですね。そのような形もあると参考になりました。
はじめまして、空笑い、独り言、もう行く皆が待っている、幼児返り、反抗期の頃の息子、うちと、共通点があります。二十歳の頃、神の子と言われた。子供の頃、青い車が自分を狙っていた。当たる予言もしていました。うちは知的障害にもなっています。昔の幼稚園児位のレベルです。全部ブログ読ませて頂きました。仕事、四人のこどもさん、厳格な旦那様の奥様。とても真似出来ません。私なんか恥ずかしくなります。
三度飯さん
ブログ全部読んでくださったんですか!!?
ありがとうございます。
なんだか照れますね。
私は自分で読み返すことは滅多にないんですが、極たまに過去のブログを振り返った時に、「誰!?この偉そうなこと書いてる人!!?」と、恥ずかしくなります。
お子さん、色々な症状を経験されたんですね。辛く大変な戦いだったのではないかと思います。
障害があっても幸せになる道はある。そう信じて、子どもが幸せに暮らすという希望は持ち続けたいと思います。
コメントまで送っていただきありがとうございました。