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病院からの承諾書

病院から、父と私と妹宛に、承諾書が届いた。

簡単に言うと、コロナ心配だから、透析のために週に3日通院している母と関東近郊に住む私たち娘との接触は、1週間様子をみてからにして下さい。それが守れないなら、もしも母がコロナで肺炎になっても面倒見ませんよ。

といった内容のもの。

関東在住の妹は、仕事を3週間休んで帰郷することにしたのだけれど、そのうち最初の1週間は、父や母と接触することができない。

そこで、現在母の介護をしている父が肺がんの手術のために入院するなら、その日から母も透析をしている病院へ入院するように、ケアマネさんが整えてくれた。

妹は、帰郷してから誰もいない実家でひとりで過ごし、1週間経過したら母を退院させることができる。

その後は、妹が退院後の父の看護と、母の透析の送迎や介護全般をやることになった。

私はと言うと、、、、本当は、母の介護のために仕事を辞めたのだけれど、大地の調子がイマイチだから帰郷できない。

大地が大学休みになったら、一緒に連れて帰れたらなと思ったけれど、コロナのために大学は夏休みも短縮されてしまった。

母の病院からは、田舎と関東圏とを行ったり来たりはやめてくれと言われたから、私は帰郷しないことにした。コロナのために仕方がないんだよね。

今日も母と電話で話した。「お父さんがね、入院してる間、お母さんも入院しないといけないんだよ。ごめんね。ほんとはうちに来ててもらえばいいんだけどね。」

母は「お父さん入院してる間、あんたんとこに行くよ。」と言うけれど、コロナが流行してるこちらに数週間母が来たとして、そしたらもう、田舎の透析の病院は受け入れてくれないかもしれない。まだまだ田舎から離れたくない父との暮らしを望んでいる母を、ひとりだけこちらに連れてくることはできない。

コロナが流行ってるからね・・・と言うと、「いいよおかあさんもこっちで入院してるから」と母は言う。

母は、認知症もあるからこの話はすぐに忘れてしまう。でも、毎日毎日話していると理解できるようになる。だから、毎日同じ話をして、面会にも行けない病院でひとり入院したときに、「ああ、そうだった、今は入院してるんだっけ。」とわかるようにしたいなと、、、そう思う。

1週間の辛抱だからね。1週間したら、妹が病院の縛りをクリアするから、そしたら退院できるからね。心の中でそう思ってる。

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