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仔猫に会ってきた

夜、洗濯しに帰宅した大地。「今から大学に行きたいから車で乗せてってくれない?」

仔猫に会いに行くの?

「そう。あいつこの時間になると山から降りてくるから。」

というわけで、一緒に見に行った。

ミャース(名前付けられてた)は、いた。大地を見ると、みゃーみゃーと鳴く。でも近づいてこない。

大地が3メートルほど離れた所に座ると、恐る恐る近づいてきた。けれど、私が近づくとサーーッと逃げてしまった。

「かあさん、座って動かないで。指を1本出して、それも動かさないで。」

大地に言われたとおりにすると、ミャースは少しづつ近づいてきて、私の指先に鼻を近づけた。それでも動かさないでいると、顔を指に擦り付けてきた。

「もう触ってもいいよ」と大地に言われ、喉や頭を撫でると、みゃーみゃーと甘えてるみたいに鳴く。

か!かわいい!!

小さいし。どうみてもやっぱり仔猫。

大学の校舎は山の傾斜に建てられているのだけど、普段はその山の上の方に住んでいて、大地がコンビニに行くくらいの昼休みとサークルが終わった頃には、降りてくるのだとか。。。

守衛さんの話だと、以前は親猫らしき大きな猫ともう1匹仔猫がいたらしい。どういうわけか、みゃーすだけがコンビニまで降りてくる。

今、大学の中で飼い主探している大地。見つかるといいね~。

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