先日、ウィルソン病という難病の男性のドキュメンタリーを、テレビで放送していた。
現在28歳のその男性は、2015年、両親から、家を出て自立するように言われる。そして、通勤寮の資料を見せられて、1ヶ月の体験入寮をした。結局その男性は、体験入寮終了後に、正式に入寮することになった。
2年、かかったのだな〜。
自立を勧められてから。
ウィルソン病は、先天性の病気なのだけれど、障害を持つ子の親の気持ちは同じ。
なぜか父親が、大地にこのドキュメンタリーを見るように勧めて、「お前も自立しないとな。」と言った。
大地は、不思議そうな顔をしていた。
「あのさ、大地はいつでも家を出て一人暮らしできるんだよ。でも、まだしないだけ。」
一昨日の病院受診の待ち時間の時、突然大地が「こういうのも一人でやるんだよな~、だるいな~」とつぶやいた。
たぶん、いつかは自立というのが、頭にはあり、現実味を増したのだろう。
「いつかは自立」
それは、私の目標でもあるけれど、呟いた時の大地の表情を見たら、まだその時期じゃないなと思った。
今さ、大地に家を出られちゃったら、ココア(犬)が寂しがるから、まだダメだよ。散歩もしてもらいたいしね。
いつもなら、おぉーと返事をするのだけれど、黙ったままだった。
いつかは自立
それは諦めないけれど、とりあえず今は、家から近い大学に行くことを目標にしている。
一歩一歩、ゆっくりね。
コメント
いつかは自立。
娘も最近、だいぶ調子が良くなり、バイトもしたいと言いだしました。
またライブ活動やモデル撮影等、活発に動いています。
とりあえず、普通のコと同じようになってもらいたいな。
いつかは結婚して。。ダンナさまに迷惑のかからないように(笑)
みぃさん、
娘さん、大分症状が改善してきたんですね。良かった〜♪
希死念慮が改善したのは、何の効果があったんですか?
色々な作用がうまく働いたのだろうなと思うんですが、お薬?サプリ?家族の声がけの変化とか?
いづれにしても、以前のように活発な姿を見られるのは嬉しいですよね。
うちも、自立は親の目標だけれど、
息子自身の目標が決まり、それに向かって行けるといいなあと思います。
慌てず、焦らずですね。
お薬を変えてもらってから、かなり落ちついたので、今の薬が合っているのだと思います。
昨日、彼氏にフラれたようですが、大丈夫だったみたい苦笑
今までだったら、絶対死にたくなってるはず!
みぃさん
よい薬と医師に出会えたみたいで良かったです。
症状のひどい時は、薬に頼っていくしかないですが、落ち着いたらいつか減薬は出来ると思いますし、長く上手に付き合えるといいですね。