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心配できるようになる

2.統合失調症との日々
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2年前、大学三年でうつ病が悪化した空(次男)からLINE。

空は大学卒業後、やりたいと思う方向の仕事をしている。

「兄ちゃん、最近どう?」

めずらしい。去年大学卒業し就職してからは、大地の病院へ行く途中の空のアパートへ食材など届ける時に一瞬会ったり、ごくごくたま~に帰ってきたり(2~3か月に1度くらいかな)。私がたま~にLINEすると返事はくれるし、祖父母への年末年始のLINEなどもしてはくれるけれど。

空から、しかも大地の心配してのLINEはすごく久しぶりかも。

逆に、空の調子が悪くなったんじゃないかな?って心配になり、「空は?」と聞くと、

「調子いいよ。この所、認知機能が回復して行ってる気がする」

統合失調症もうつ病も、発症すると記憶力とか集中力とか、認知機能が低下するもんね。

「まあ、人の心配できる程度には良くなった!」

なんと!良かった。人の心配をするのもエネルギーがいるもんね~。うつ病も、意欲が出なくて何もやる気になれない時期もあるけれど、さらに記憶力とか判断力とか集中力とか、そういった認知機能の低下が暮らし辛さや仕事のしにくさの原因になったりするからな~。空のペースで、穏やかにぼちぼち回復に向かっているなら良かった。(と、心の中で思う💦)

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