次男はうつ病と診断されて、薬を飲みながら大学へ通っています。
診断されたのは昨年なのですが、症状が出たのは高校1年生の頃だったようです。
何もかも面倒になり、死にたいと思ったそうです。あと一歩踏み出せば轢かれてたということもあったそうです。
けれど、死ぬ事すら面倒だなと感じたとか。
次男の様子が変だなと思ってはいたものの、ちょうどその頃長男が統合失調症を発症したばかりで、私はいっぱいいっぱいで次男のそこまでの辛さに気付いてあげられませんでした。
結局次男は、高校2年生になってからクラスで良い友だちにも恵まれたようで、その時はピークのうつ状態は脱したようでしたが、大学に入学して授業とバイトで忙しい日々を送りながら、眠ることがうまく出来なくなり精神科受診。
うつ病と診断されました。
次男は、「兄ちゃんが統失になってなかったら、オレがなってたと思う。統失の事調べたじゃん、だから色んなことが浮かんだ時に『それは違う!』って妄想みたいなのに引き込まれないようにできたんだよね。母さん、統失って、うつ病の先にあるよ」
統合失調症の発症はまだ不明と言われていますが、いくつかの仮説があります。その中で”単一精神病仮説”というものがあって、統合失調症、躁うつ病、うつ病、自閉症やADHDなどの精神疾患が、共通の遺伝子を原因に発症するという仮説のようです。重症度によって、うつ病→躁うつ病→統合失調症となると唱えている研究者もいます。
次男はそんなことまでは知らなかったようですが、経験というか感覚のようなものから、うつ病の先にあるものを一瞬かいまみたのかもしれないなと思いました。
コメント
こんにちは、なおです。
私は抑うつ→躁うつ病→統合失調症と診断されました。躁うつ病までは気分の落ち込みとかはあったのですが、幻聴、被害妄想などはありませんでした。
精神医学は不思議だなと思い、これによって仕事ができるまで時間がかかっていまいました。
なおさん
うちの長男も長いうつ状態があったのだろうなと思います。それがちょうど思春期、反抗期などとぶつかると、親は気付けない。
次男は今のところは、統合失調症ではないと言われています。これからストレスなどかかるとどうなるかは分かりませんが。
精神疾患の事を、タバコの害を教育するように、小学生の頃から学校で教えていかないといけないなと感じています。