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自分から病院行くという理由

2.統合失調症との日々
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 5月15日

「話しかけるな!うざい!!」と言われ始めて10日間ほど経ちました。前回の診察からは1週間。主治医は前回2週間分の薬を処方してくれていて、何かあったら1週間後に来るようにと言っており、そんな時息子は早めに受診するなどという事はなかったのですが。。。

イライラモードは気になるものの、相変わらずそれは私にだけ向けられているものだったし、予定より早い受診なんて絶対に行かないだろうな~、と思いながら息子に病院へ行くかどうかを聞いてみました。するとなんと「今日行く」と。

めずらしい・・・というか、自分から病院へ行くというなんて初めてかも。すると行きの車の中で「お前がウザイことを先生に言うからな!」とお怒りモード。主治医に言いつける気マンマンです。
今週は、話しかけるなと言うから最低限にしてたのに〜。「ご飯だよ」とか「お弁当ここに置いたよ」とか、その程度ですよ〜。
これ以上ないほど削ってるのにぃー。
でもまあ前回先生が、「お母さん叱っとくから」と言って息子を先に待合室に出して私との時間を取ってくれたことで、先生に対する信頼感はより強くなっているのかもしれません。病院はとても混んでいて1時間以上は待ったでしょうか。その間息子は2回ほど煙草を吸いに行ってました。そしてやっと呼ばれることに。前回の診察で主治医と話せたことは私にとっては安心材料になるので、今回もそんな風にできないかなと先手を打って、「何か先生に言いたいことあるんでしょ?お母さん外に出てるから先に話せば?」と言って後から私と先生の時間を確保しようと思ったんですが、、、。

先ほどまでイライラモードだった息子は「え!?」って感じで動揺。主治医が「じゃ、お母さんは口を挟まないようにしてもらって、ここにいてもいいか?」というとうなずき。
私の事言う気マンマンだったはずなのに、待ち時間のあいだにそんな事忘れてたようです。思い出させてしまいました〜。

それから息子が私への不満を話すと、主治医はそうかそうかと聞いていましたが、その後いくつか主治医から息子に質問が。
それを聞いていて分かったことは、
・ヤクザとかの話をした発症当初は統合失調症だったと思っていたけれど、今はそうではないと思ってること。
・守護霊が実体化して見えるし触れるのだということ
・大学に行ってる時は話しかけられないから生活での支障はないということ

息子の診察が終わってから、母さんも先生に話したいことがあるから外で待っててと言ったら、じゃ、先に帰ってる!と行っちゃいました。徒歩50分ですけどねー

医師に、今のままの量で内服を続けることで、妄想である事に気がつくのかと聞いたところ、
今は症状を抑えているだけだから変わらないだろうとのこと。なのでロナセン増量を希望したところ、薬飲む数が増えるのを嫌がるんじゃないかと。

主治医の気持ちは有難かったものの、取れるものなら取ってあげたい妄想なので、ロナセン増量お願いしました。

とはいえ、薬が1粒増えたことをどうやって話そうかな~と思っていたので、薬局の薬剤師さんにダメ元で聞いてみました。
そしたら、「微調整ですって言ったらどうですか?」と
なるほどー
それ、いただきました♪かる~い感じでそう言ってみようと思います。

コメント

  1. ある統失おじさん より:

    幻聴だけなら普通の統失患者にもあるけど、
    幻視、幻触となると珍しいですね。
    聖書の預言者も主に幻聴が聞こえてた様子が分かるんですが、
    幻視、幻触があった預言者で心当たりがあるのはエゼキエルだけです。
    残念ながらエゼキエル書の研究はしてません。
    エゼキエルがどういう人生を送ったのか知りません。
    なので、僕に助言できることはありません。

    • 森の民 より:

      ある統失おじさんさん、

      幻視や触れられている感覚って珍しいんですね。
      先日見たNHKEテレ “バリバラ 幻聴さんと結婚したい”に出演されていた「森のくまさん」は同じような症状があるようでした。
      http://www6.nhk.or.jp/baribara/lineup/single.html?i=1055
      幻視があってもこんな風に受け止めて過ごしていけるのは素晴らしいな〜と思いました。
      コメントありがとうございます。