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家族SSTと高森先生

家族SSTに行ってきました~

統失息子歴4年9ヶ月にして初参加。

もっと発症したすぐあとに知ってたら良かったのにな〜。

SSTとは、ソーシャルスキルトレーニング

家族SSTとは、当事者への関わり方の練習…といった感じかな。

息子が発症した頃は、なんにも出来なかった。仕事をしてたという物理的な理由もあるけれど、私がしたのは、せいぜい病院に置いてあった統合失調症の薄いリーフレットを読むくらい。ネットを調べても細かな対応は出ていないし、本屋にもそんなに沢山の本はなかった。

医師も精神保健福祉士も看護師も、私自身のフォローをしてくれるような存在はなくて、

だけどひとつ分かるのは、息子にとっての最善の理解者であり治療者になりうるのは、私だということ。

だから、私は完璧な息子の治療者になろう!と決意した。

けれど、家族SSTも知らなかったし、高森先生も知らなかったし、自己流で息子に接するしかない。

あの頃は、息子の暴言とかにどう答えれば良いのか、しつこく責められた時に、どうやって終わらせるのか。息子にとっての最善の環境は何?  何もわからずに、その一つ一つの答えを探していた。

あの頃、家族SSTの高森先生に出会っていたらな〜

結局、息子への向き合い方は、試行錯誤の上に自分で導き出して、やっと落ち着く方向に向かった気がする。随分遠回りしたな~。

それでも、高森先生の家族SSTの向き合い方は、私と同じような感じだったからホッとした。

本も出ているらしい。

当事者のお子さんとの向き合い方に悩んでいる家族は、読んでみると良いかなと思う。

コメント

  1. 室町 より:

    始めまして。
    まあ、家族SSTの話が今日のテーマなのですね。
    私は 20代の子供が急性期の妄想を発症し、家族総出で入院させた日を
    8年前のことですが、未だに覚えている家族です。
    そして私も、家族SSTに出会った助けられました。

    統合失調症は、陽性症状と陰性症状の他に、認知機能障害があって、
    その上、薬の副作用があるので、接し方に戸惑いますよね。
    本人も病気になったことに、唖然とし当惑しています。
    親も、びっくりし自分を責めたり愕然としていて、
    お互いに妙に遠慮したり、八つ当たりしたり、お節介したり。

    その親子の接し方、対応のしかた、声かけ、コミュニケーションの方法が家族SSTです。
    高森先生は「基本訓練」というやり方のSSTで、支援者としての長いご経験をもとに、
    お悩みごとまで踏まえた上で教えてくださいます。ありがたいかぎりです。

    SSTには、もうひとつ、「ステップBYステップ」というやり方もあります。
    最初から傾聴はなかなか難しいので
    まず「嬉しい気持ちを伝えましょう」というところから、慣れていきましょうというものです。
    1 相手の顔みて、話をしていいタイミングをみる。
    2 にこやかに「あなたが、○○してくれ、私は□□でき、助かったわ」
    3「嬉しかったわ、ありがとう」
    というやり方を身につけます。

    • 森の民 より:

      室町さん

      家族SSTのお話。ありがとうございます。
      大変参考になります。
      室町さんも家族SST、お詳しいんですね。
      私も遅ればせながら、始めてSSTを体験し素晴らしいと思いました。
      参加者の相談にひとつひとつ丁寧なお答えもあり、当事者との対応に悩んでいる家族にはオススメでした。
      身近な家族が、当事者に正しい接し方かできたら、この脳の病気には効果があると思うので、今更ですが私もまた機会かあれば受けに行きたいと思っています。
      ステップバイステップという対応方法もあるんですね。
      色々と参考になります。
      コメントありがとうございました。