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子育ての失敗って

子どもがメンタルの病気になったのはなぜ?
親元を離れてから発病した場合、つまり、ある程度大人になってから発病した場合は、親はそんなに子育ての事は考えないように思う。人それぞれだから絶対でも無いけれど。

でも、子どもがまだ一緒に住んでいる間、高校生以下で発病した場合とか、義務教育期間からの発病の場合とか。
そうすると、親は、自分の何がいけなかったかを考えるように思う。
関わりすぎたかな?過干渉過ぎたかな?放任だったからかな?厳しく育てすぎたかな?あの時学校での問題で、もっとちゃんと対応すれば良かったのかな?

そして、周囲から育て方のせいにされることもある。

祖父母や親戚から、あなたの育て方が悪いから・・・と。

私自身は、自分があの時もっとこうしていたらという思いはとってもたくさんある。反省すべき点も多々ある。

でも、失敗と思ったことは無い。

失敗って???悪いって???

長男が統合失調症になったのは、100%本人のせいではない。そして、失敗ではない。

失敗ってずいぶん失礼な話だよね。

うちの息子は病気になっても頑張っている。

白血病のように周りに発信したりはしないけど、毎日闘病している。
癌のように目に見えてわかりやすい副作用ではなく、身体がだるくて重くて、突然朝から動けなかったりするけれど、理解が無いと「ゴロゴロしている」「なまけている」「根性が足りない」などなど、勘違いされてしまうかもしれないけれど。

むしろ、逃げずに頑張り続けたから発病したんじゃないの??
と思うくらい、この病気を発病した人たちは長期にわたり頑張り続けていた人がとても多い気がするけれど。

もうね、脳機能が不具合を起こすくらい頑張ったんだから、ちょっと休んだっていいと思う。頑張り続けた脳機能を休ませる時間は、人により違うけど。

とにかく、、、「失敗ではない」

コメント

  1. ようこ より:

    失敗ではないといってくださりありがとう後悔のグルグルする親の気持ち全部同じです。

    • 森の民 より:

      ようこさま

      後悔のグルグル・・・本当に過去を振り返ると一歩も前に進めず、底なしの沼に落ちていくようですよね。
      エネルギーをすべてこれからの事に変えよう!と思って今に至っていますが、それでもやはり過去と後悔はつきまといますねえ