子どもが統合失調症を発症し、真っ暗闇から少しだけ、どうすれば良いのか?を考えるゆとりが生まれた方々は、この雑談が参考になるかもしれない。
私たち親も、思い描いていた理想の子の姿、理想の未来像が、なぜそう思っていたのかを考えるきっかけになるように思う。
二十数年ほど前、フィリピンで暮らした時に、現地の幼稚園の運動会があった。9時からとプログラムにあったので、30分前に着けばいいかなと家族みんなで家を出た。
けれど、予定のグラウンドにはだ~~れも来ていない。場所間違えた!??とプログラムを見直したり通りがかった人に聞いたりしたけど合ってる!
9時になり、ようやく日本人家庭がひと家族やってきた。
「始まらないよー」と。時間通りには絶対に始まらないことを教えてもらった。
その後もバラバラと家庭ごとに集まってきて、先生方がいらしたのも9:30頃だったか10時過ぎていたか?
11:00くらいに始まり、呼ばれると競技に参加した。日本みたいにクラスごとに椅子になんて座りはしない。
時間厳守!5分前行動!!を当たり前として育ってきた日本人には考えられない時間軸!
それでもみんな、怒ることも無く、和やかに楽しく笑いの多い運動会だった。
時間厳守でピリつく日本より、この緩さが何とも心地よかった。
日本はすごいとリスペクトしてくれる方々もすごく多かったけど、日本の当たり前は世界の非常識!と聞いたこともあった。
さて、今回のころたん&大地の雑談。
私たち親も、「当たり前」がどこからきていたのか考え直すと、気持ちが楽になるかもしれない。
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