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自立って

5.統失息子の母のつぶやき
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子どもが統合失調症になったら、誰もが深い海の底に落ちていき、周りは真っ暗で何も見えなくて、上も下もわからなくて、、、、そんな悲しみに沈んでしまうかなと思う。

子どもが生まれたときに、ただただ子どもの幸せだけを願っていたのに、「人を傷つけず、自分を傷つけない」ただそれだけを望んでいたのに。

いつの間にか子どもに期待し、「自立」できることも子育ての目標のようになってしまっていたなあ。。。

17才で統合失調症を発症した大地は、25歳の大学4年生となり、就活する予定だったけれど。

「一日8時間 ×5日、無理だ」と言う。それは、多くは語らないけれど、不調の波が時々あって、不調の時はほんっとうに起きるのも辛くなるのだと。。。

責任感の強い大地は、仕事しても迷惑をかけてしまうかもしれないと思うのか?障碍者枠で探すことも考えていたけれど、それでも正社員はムリだと思うのか・・・?

就職せずにアルバイトをしたいと言っている。

親の私からすると、障碍者枠で就職できたら一番いいじゃん!♪って思うのだけど、本人が「それは厳しい。無理」と言うのだから仕方ない。障碍者年金を頂いてアルバイトをしたらギリギリひとりで生活していけるだろうか?

そもそも「自立」は後付けだったし。。。

自立・・・・・

もしかしたら、それが本当に必要なのは、私かもしれない。

子どもから自立しないとなあ~

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