空が手術中なので、その間病院に置いてあった樹木希林さんの本を読んだ。
「病というものを駄目として、健康であることをいいとするだけなら、こんなつまらない人生はないだろう」
「生きるのに精いっぱいという人が、だいたい見事な人生を送りますね」
内容は、思っていた事と違ったので、このフレーズを自分なりに自分に都合の良いように解釈する。
息子が脳機能の病気となり、私の人生は、精いっぱいだし、つまらないものではなくなった。そう自分自身で思える。
立ち止まってグルグル思考になってしまうこともあるけれど、時間は流れていく。
やる事は沢山あるけれど、ひとつひとつ丁寧に、やれる事をやるしかない。そしたらきっと死ぬ前に、私は後悔しないのだろうなと思う。
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