昨日の診察の結果、まだ病感がないという事がわかりました。手強い妄想ですね。息子の場合妄想の世界は楽しいですから。
息子と車の中で、ふとした会話から「前にオレやらかしたからさ」という言葉が聞かれたので、急性期に衝動買いが凄かった事に気づいたのかと「それは仕方ないよ。」と言うと、「オレからだを乗っ取られてたからさ、あれはオレじゃない」
ほぅー、そうきたか。
なので、「うん、そうだね」とスルーしました。症状で起きたことは記憶に残ってないこともあるみたいですしね。
息子の妄想は、少しずつ変わっていますね。
操られ感は統合失調症の症状のひとつではありますし、なんとなくですが、突拍子もない妄想からは少しずつ離れてきてるのかなと、そんな気もします。
薬はレキサルティが1mg→2mgになりました。
コメント
日本では統合失調症の妄想についてそれは妄想であると診断を下すだけで何が妄想なのか解説してくれない。
妄想の定義はズバリ、
「明確な科学的な反証があっても揺るぎない確信」である。
この点から、守護霊や幻聴というものに対する非科学的な確信は妄想とされる。
守護霊がいるということを科学的に証明しようと試みる人たちはいるけど、
科学者を納得させるものではない。
だから守護霊が話しかけてくるとか言うと妄想に浸っていると言われる。
科学的かどうかの判断基準は再現性があるかどうか。
山中教授のips細胞の話は再現性があるから科学者に信用された。
しかし、小保方晴子さんのスタップ細胞は再現性がなかった。
だから、スタップ細胞は信用されなかった。
このように再現性があるかどうかが科学的か非科学的かの分岐点になる。
残念ながら精神科医は統合失調症患者に科学的か非科学的かの話はしない。
「それは妄想だ」と言うだけです。
それでは幻聴と戦っている統合失調症患者は納得しない。
論点は科学的か科学的な反証があるかどうかです。
ある統失おじさんさま
科学的か科学的な反証があるかどうか。
論理的ですね~。わかりやすいです。
息子には難しいかなぁ〜
今は私が病気についての話題をするのを嫌がり、独り言や空笑が増えてしまうので、いつか話せたらなと思います。
コメントありがとうございました。