うつ病の人には、「がんばって!」っていったらいけないらしいよ。
という話を聞いたことがある。
うつ病の人は、周りには結構いて、
「義理の妹がうつ病になっちゃって」とか「〇〇さんは仕事が大変らしくてうつになっちゃったらしいよ、気の毒だよね」など聞いたことがある。
どういうわけか、“うつ病”の場合は案外言葉にして周りに発信することができる人が多いように思う。
で、以前の私は、「“うつ病”の人には、頑張ってって言ってはいけないらしい」と聞いたら、じゃ、なんて声をかけて励ましたらいいの???と思っていた。
私はうつ病のことをわかっていなかった。
でも今はわかる。
最近友人から、「義理の弟がうつ病になっちゃって、仕事に行けなくなっちゃって、、、なんか頑張ってっていっちゃいけないらしいんだけど。。。」という話を聞いたときに、
「そうだよ。うつ病の人は、頑張って頑張って、頑張りすぎてうつ病になっちゃったわけだから、これ以上頑張らなくていいんだよ。『大丈夫だから、ゆっくり、何も気にせずに休みな~』ってそう言ってあげて。」と、深く考えることもなく自然とそんな風な言葉が浮かんで話すことができた。(合ってるかな?)
友人は、一瞬「?」という感じだったけど、「そうだね。そうかもしれないね」とうなづいていた。
以前の私なら、誰かがうつ病になったという話を聞いても、どうしてよいのかわからなかったように思う。でも今は、当たり前のようにどうすればよいのかわかる。
軽いうつ病の場合は、薬を飲んで、何も気にせずにゆっくり過ごせば3か月くらいで良くなることもあるらしい。重くても、1~2年ゆっくりすれば良いらしい。もちろん薬は必要。
私が時々陥るうつっぽい感じは、本当のうつ病ではない。“うつ傾向”とでもいうのかな。。。
うつ病は、自力では治せない。うつ傾向は、命の母を飲むとかお笑い番組を見るとかスポーツをして汗を流すとか愚痴を友達に聞いてもらうとか、泣いてみるとか、なんらかのアクションを自分で起こすことで上がることができるように思う。
私は今のところ、沈んだ時には消えてしまいたくなるけれど、かろうじて薬には頼らずになんとかなっているから、たぶんうつ傾向であって、本当のうつ病にはなっていないのだろうな。。。
でもね、うつ病もうつ傾向も、集中力とか記憶力が悪くなる。びっくりする!!
え!?私、なんで忘れちゃってるの??なんで覚えられないの??
と、認知機能の低下に驚いたことがある。
統合失調症は、これのもっともっとすごいやつなのだと思う。
そう考えると、統合失調症の人にかける言葉も“うつ病”とあまり変わらないのでは?
大丈夫!なんとかなるって♪ な~んにも気にせず、心配せずにゆっくりしな~(^^♪
統合失調症になる人は、100人に一人の” 他人の気持ちを読み取る力”に長けているから、周りの人の些細な表情や雰囲気やオーラでホントの心の奥まで察知するセンサーがあるように思う。だから、表面的ではなくて心から「大丈夫~♬」と伝えていたら、安心してゆっくりと心(脳)を休ませることができて、そしたら回復も早いんじゃないかなと思う。
もちろん、早く回復させるためにその言葉を言うのではない。
あくまでも、不安を取り除いて、安心してゆっくりできるようにするため。
「大丈夫、大丈夫!」「なんとかなるし、なんとでもなる♬」「統合失調症の未来は明るいよ~」
そうやって歌うように子どもに言い続けながら、自分にも暗示をかける。
統合失調症の中には、なかなか合う薬がみつからなくて、妄想や幻聴などの陽性症状が落ち着かない人もいるけれど、きっと大丈夫!
長生きさえしていれば、今にきっと良い薬が開発されたり新しい治療法が見つかるから。大丈夫大丈夫。きっと良くなるからね。
当事者も家族もすごくすごく頑張っているから、なんかもう頑張らなくていいんじゃないかなって思ったりもする。なるようになる。なるようにしかならない。
あ、なんか私、疲れてるかも。
頑張らなくてもいっかな♡
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