スポンサーリンク

パーキンソン病の逆ということは。

新聞の記事で、パーキンソン病の事が出ていた。

パーキンソン病は、脳内のドーパミンの不足によって起こると言われている。動作がゆっくりになったり、表情が乏しくなったりする。薬によって、副作用として衝動性や依存などの症状が出ることがある。

一方、統合失調症は、ドーパミンの過剰(ドーパミン仮説)と言われていて、症状として衝動性や依存がある事がある。薬による副作用として、うつっぽい状態になったり、表情が乏しくなったりする。

息子がエビリファイを飲み始めてから、あぁ、パーキンソン病の人のような歩き方になったな。。。と思った。薬のせいだなとも思った。

そう。パーキンソン病とドーパミン仮説のあてはまる統合失調症は、真逆なのだ。

どちらも脳の病気。

なのに、パーキンソン病は、「脳の病気です!」と言えるのに、統合失調症は「心の病気」となってしまう。

どっちもドーパミンが関係する脳の病気なのに。。。

精神疾患は、心の病気と思うから、偏見も多い。家族も中々受け入れられず、誰にも話せず、悩み苦しむ。

医療が進み、統合失調症のメカニズムも解明されはじめている。統合失調症の20%は、脳内のタンパク質の突然変異によって起こることもわかり、新薬も開発され、認可承認を待っている。

今年、パーキンソン病では、iPS細胞による治療の治験が始まった。

近い将来、統合失調症も、脳内にiPS細胞を移植することで完治するのではないかと期待している。

コメント