統合失調症になると、アレルギーで、統失の症状が悪化する事ってあるんだろうか?
普通に考えたらありそう。
だって、季節の変わり目とかに悪化する事ってよく聞く。その場合は花粉症とかのアレルギー物質も影響してるんじゃないかと思う。
何故かって?
花粉などのアレルギー物質が体内に入る→いろいろ省くけれど、脳内で、こいつは異物なので外に出そう!となる→さらに省くけど、脳内のヒスタミンが神経伝達物質として遊離される→大脳,小脳,脊髄に存在するヒスタミンH1受容体を活性化する→咳、くしゃみ、痒みが起こる。
かなりざっくりだけど、花粉症とかってこんな感じ。
ここでよく分からないH1受容体というものがあるのだけれど、他にもH2.3.4.などの受容体があり、その中のH3受容体は、アセチルコリン、セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミン、グルタミン酸、GABAの遊離を抑制する。
こいつらは、統合失調症の症状に大きく影響を与える神経伝達物質の皆さんたち!!
花粉などのアレルギー物質が体内に入ることで、脳内のヒスタミンが多くなり、H3受容体くんは、おっといけね〜、多すぎ多すぎ!!と考えるかもしれない。
で、ちょっと出しすぎだから少なくして~!と司令を出すと、ヒスタミンだけでなく、他のアセチルコリンやセロトニンなどなどの神経伝達物質も、おっと出しすぎか!?
みたいにならないだろうか。。。
セロトニンなんて、幸せホルモンなんだから、出てもらって構わないのに、抑制される??
花粉症の時期に、自殺率が高まるというのも、セロトニンくんが抑制されちゃってるからじゃね?
あと、春に精神疾患の発症が増えるとか。
ヒスタミンは、そもそも脳内では、学習や記憶が増強されたり、自発運動量の増加,摂食行動の抑制などが働きだから、花粉症のお薬、抗ヒスタミン薬を飲むと、ぼーっとしたりする。それは、この働きを抑えちゃうから。
花粉だけでなく、アレルギー症状の原因になるものはたくさんある。ハウスダスト、犬や猫の毛、タバコ、焼き芋や花火の煙、寒暖差などなど。
統合失調症は神経伝達物質が大きく影響している説が有力だから、アレルギーのある人は、その原因物質に注意した方が良いのだろうなと思う。(※自説です)
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