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再発?再燃?

一人暮らしを始めて、やっぱり心配な事があった。

引越しの時の言動

前に話した事があったかもしれないんだけど……で始まる話しは妄想だとわかり、「へぇ~、それがホントかどうかはわからないけど、そういう記憶があるんだね。」と、言ったことで、この話は終了かと思っていた。

けれど、またまた同じような話が始まり、「それ、妄想じゃないの?再発してない?」と、思わずホンネが出てしまったのだ。

すると大地は怒りだし、

妄想じゃないし!ずっと覚えてたことだし!母さんが、ふ~んって聞けばそれでもう話さないのに、なんで妄想とか言うんだよ。何でも病気のせいにして!いつもそうだ!

などなどと、長ーい怒りモードの話が始まった。

ごめんごめん、それがホントかどうか……と、いつもの言い方に戻そうとしたんだけれど、

なんでも妄想だからとか病気だからとか言うな!バカにしてるのか!

いやいや、バカにはしていないよ。と言ってはみても、大地の怒りは治まらない。

う〜ん、これは再燃なんだろうか。。。冷静に考えてみる。

大地の怒りポイントは、妄想だとか病気だとか、言われた事。

大地は、「もし母さんが同じ事言われたら嫌だろ!オレは病気だって言われるのが嫌なんだよ!」

そこで謝ったところで効果はない。以前のように、「わかった。でも、今ちょっとやらなきゃいけない事があるから、その話はあとで。」と、話題を変えて現実世界に戻って話は終わる。

ところが、大地をアパートに送る車の中で、またまた大地が怒りモード。

オレ、警察官になるから!大学辞めて、警察官試験受ける!!大学行ったってムダだし!警察官になるんだから大学意味無いし!

これは。。。今は大学のテスト期間。一人暮らしという環境の変化に加えて、レポートだのテストだの、そう言ったストレスも影響しているのかも。

そこで私は、原点に立ち返ってみる。

そうだ!大地をそのまま受け止めるんだった!

「いいと思うよ。大地がそうしたいなら、警察官試験も受ければいい。やりたい事があるなら、どんどんやりな。」

すると、怒りモードで責める話しをしていた大地は話さなくなり、アパートに着くと、「ありがと。」と一言。

そうだったーーー!!

調子が良くなるとつい出ちゃうんだよね。心の声が。大地のありのままを受け止めて寄り添ってと思うんだけどね。

大地の言動が、再燃なのかなんなのかわからないけど、次回、一緒に病院へ行く約束もしたし、クスリも飲んでるし夜も寝ている(たぶん)

様子を見ることにした。

コメント

  1. ひなた より:

    難しい所ですね。本当に妄想だったら大変な事ですが、私も当事者として本当にあった事を妄想だと片付けられた事がありました。これは統失患者のあるあるじゃないでしょうか?

    • 森の民 より:

      ひなたさん、

      コメントありがとうございます。
      話しが、ドラマのような内容だと、え!?となりますが、そういったドラマのような話は、さすがにしょっちゅうはないですからね。

      環境の変化やストレスにより、妄想が出現する事は分かりました。
      主治医が、妄想を真っ向から否定する人ではなくて、「まぁいいじゃない、そういう事があったって」という感じなので、私も様子を見ようと思ってます。

  2. のりまき より:

    まだ妄想が出ていると言うことですか?
    以前にも話しましたが、対妄想にはロナセンという薬が最強ですよ。

    • 森の民 より:

      のりまきさん、

      お薬の紹介ありがとうございます。
      妄想は、毎日出ているのではなく、数ヶ月に1度くらいですね。
      おそらく、環境の変化やストレス、気候にも影響されているなと感じています。

      現在、エビリファイとリスペリドンで、症状が良くなってきているため、中々クスリを変更する勇気が出ないですね。
      今回の妄想の件は、次回主治医に伝えて指示を仰ぐつもりです。経験豊富な医師なので、ロナセンの事も分かっているかも。

      ありがとうございます。

  3. のりまき より:

    ちなみにですが、リスパダールも対妄想に非常に強力な薬ですが、それでも抑えきれない場合はロナセンを使うようです。
    ロナセンはリスパダールと似た薬ですが、対妄想をより強力にし、その他の効果や副作用はマイルドにした薬です。
    万が一のため、心に留めおいたほうがいいかと。
    妄想は少しでも残っているとやっかいです。

    私は妄想以外は特に症状のない統合失調症で、ロナセンを使っていますが、使用感はいいです。
    ほかの薬では完全に取り切れなかった妄想が綺麗に取れました。
    特に、副作用はないです。
    ただ、物事に熱中しにくくなりましたねー。
    飽きっぽくなったというか。
    ドーパミンを強力に遮断するロナセンの作用と思われます。

    • 森の民 より:

      のりまきさん、

      丁寧なクスリの説明、ありがとうございます。
      のりまきさんは、うちの息子と同じ、妄想が主症状の統合失調症だったんですね。

      妄想かそうでないかというのは、ロナセンを飲んで、今はわかるのですか?

  4. のりまき より:

    今は過去のことは妄想だったとはっきりわかります。

    • 森の民 より:

      のりまきさん、

      素晴らしいです。
      希望がもてます。
      ありがとうございます。

      • まりまり より:

        あきらかに、妄想かなーと分かる場合はいいですが…
        作業所利用するようになり文句の吐き出しが出て、悪口が出てきて気付くことが多いです。本人は分からないんですよね。
        前の段階で、作業所休めるといいですが難しい。本人が行っては爆発しての繰り返し。
        休んだら?って話しても難しい。
        こんな時、どんな声掛けすれば?
        とか作業所職員さんに、どう伝えるか?って考えます。

        • 森の民 より:

          まりまりさま

          認知の歪みと言われている症状があります。こちらが伝えたことがゆがんだ形で捉えられてしまう。。。
          認知機能の低下のひとつなのだと思います。
          作業所へ行く前に、体調や症状の悪化に気付き早めに休めたらと思いますよね。
          ですが、これもまた経験かもしれません。
          ご本人は作業所で悪口などが爆発してしまうのでしょうか。。。

          私は、本人が行きたいなら行けば良いし休みたいなら休めばよいと思っています。
          そして作業所の職員さんには、できる限りありのままを伝えます。
          まりまりさんの「私は子どもの〇〇が心配です」のように、「自分」を主語にして伝えます。

          体調の些細な変化に自分で気付けるようになるのに、我が家も何年もかかりました。
          就労移行支援センターの方に、「病識がもてるように。体調管理ができるように。」とお願いしました。
          今は、体調を気にしすぎて不安感が強くなりすぎちゃってる気さえしますが
          この後は、少しずつ、この程度の体調不良なら「ここまでできる!」を増やしていけたらと思っています。