電車で。たまに会う精神障害者と思われる女性がいる。彼女はずっと独り言で、社会や周りに対して文句を言っている。
周りの人たちは、うるさいと言うとか声をかけるとか避ける風でもなく、普通に何事もないかのように電車に乗っている。
ところが、今日は彼女がいつものように、一旦乗った車両から隣の車両へ行こうとすると、車両と車両の間に発達障害者かなと思われる男性がいた。彼は耳を抑えていたので、多分聴覚過敏もあったかもしれない。
さて、女性は自分の行く先にその男性がいたので怒り出した。(そもそも彼女の独り言は社会への文句が多い。)「どけ!痴漢!変態!」とその男性に向けて罵り出す。男性の方はビックリしてしまい、違います!と言うのがやっと。
けれど彼女が自分がそこに立っているために、隣の車両へ行けないのだと分かると、やっとどくのだけれど、彼女の怒りはおさまらない。相変わらず彼を罵る様々な言葉を発しながら「車掌さーん!」と叫んでいる。
オロオロしている男性。私はその場からはかなり離れたところに座ってたのだけど、居てもたってもいられずに男性の所へ行った。彼女はちょうどその場から文句を言いながら離れていくところだった。
身障者や高齢者の席が空いていたので、彼に、大丈夫だからここに座って!と伝えると。ちょうどその場にいた初老の男性も、いいから座って、と。発達障害があるかなと思われるその男性は、初老の男性と私の声掛けでやっと席に座った。
でも、でも。。。と、まだ不安気だったので、「大丈夫だよ。彼女はきっと病気であんな風に勘違いしてしまう所もあるのかもしれないからね」と伝えると、「あの人が悪い?」と聞かれたので、「どっちも悪くないよ。」と伝える。
とりあえず不安気だった男性は落ち着いたようで、その次の駅で耳を抑えながら降りていった。
どうすれば良かったか?という映画があったけれど、あの女性に対しても、どうすれば良かったか。。。と考えてしまう。

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