昨日みていたクイズ番組で、前頭葉を活発にするには音ゲー(音楽ゲーム)が良いらしいと言っていた。
大地、音ゲーやったらどうかな……。
さっそく、「音ゲー知ってる?」と聞くと、「今、ダウンロードしてるとこ」と。
クイズ番組を見ていたわけではないけれど、ダウンロードした音ゲーを見てみると、クイズ番組でやっていたものとほぼ同じ感じ♪
しかも、最初からうまい。(さすが、若い!)
「かあさんも、ボケ防止にやろうかな・・・」というと、さっそくやり方を教えてくれた。
さらに、カレーが海馬の認知機能に良いらしいことも聞いたので、
「大地、カレー好きじゃん!明日から、おなかが空いたら、ラーメンじゃなくてカレー食べなよ!」というと、
「やだよ、ラーメンのが好きだし。」
「認知機能にいいんだってよ~」
「はいはい。じゃ、母さん食べれば。ボケ防止に。」
症状によって、改善するべき脳の部位が分かれば、それに合わせた栄養を考えられるようになるんじゃないか?
対症療法(症状を抑える薬の使用)だけではなく、原因となっている脳そのもの(神経そのものの修復や異常をきたしている脳内ネットワークそのものの改善など)を治療することができれば、将来薬を減薬していったとしても、ストレスに耐えられるようになるのではないか?
大地の症状から考えると、おそらく海馬の異常が一番大きく、統合失調症の発症に影響したのではないかと思う。幼いころのストレスは、海馬の成長を阻害するらしい。
スーパーの出口から、車を止めた駐車場まで戻れなくなっていたことや、海馬が記憶を司っていることも、大地の誇大妄想と関係しているような気がする。大地の妄想は「思い出した!」と言って始まることが多かったし。
とはいっても、脳内はすべて神経回路で精密につながっている。エビリファイやリスパダールが効いていることを考えると、ドーパミンも当然関係しているのだろう。
統合失調症の治療は、ダイエットと同じで、これさえやれば効果がでるというものはない。
でも、「効くよ~」と言われると、思わず試したくなっちゃう心理もある。
今回は、「音ゲー」と「カレー」を勧めてみた。
カレーは本人が嫌がったら無理だけど、音ゲーは、言わなくても本人がやる気満々だから試せそう。
前頭葉は、集中力を高めて作業に専念させる役割を果たすとともに、ワーキングメモリー(計算をする場合などに情報を一時的に記憶すること)として働くらしい。意欲にも影響があるはず。
「音ゲー」始めたから、集中力がUPして、めんどくさがりが改善するといいな~♪
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