子どもが精神疾患になった場合、その子どもの年齢にもよるけれど程よい距離感に悩む方って多いように思う。
私の場合は、もう統合失調症を発症しちゃったんだから、過去の自分を否定してばかりよりも、子どもが少しでも回復へ向かう関わり方をしていくことにエネルギーを向けよう!って思って今に至っているけれど。
実際、大地にとって私との距離感ってちょうどいいのかどうか?こればかりはわからない。
意識してるのは、「安心・安全な居場所」となっているかどうか。
私が動かない基地となっていて、大地が「よし、何かあったらこの基地がある!だから、冒険に出ても大丈夫!♪」と思えたら、少しずつ上手に離れていけるんじゃないかなって事を意識しているけれど。
そうこうしていると、発症したばかりの頃は高校生でまだ子どもって思っていたけれど(小さな子どもでもないけど、自立した大人でもないっていうか・・・)もう大地も27歳。年だけ聞けば立派な大人。
となると、いつまでも高校生の発症の時のように、必死に症状がどうかを研ぎ澄まして必死に見守る(笑)そんな関り方じゃいけないよね。「必死」なのは伝わっていて、「圧」になるなって思うしね。
どうしたら、自然と大地にとって程よい距離感になるかなって思って。。。最近思うのは、私が他の事に目を向ける事。趣味とか(まだ無いけど)仕事とか。。。
すっかり大人の大地にとっては、その方が安心なんじゃないかなって思う。(もちろん何かあったらいつでも基地!のイメージは忘れないけどね)
コメント
わたしの息子は43歳で引きこもりです。
中学校の時に不登校になって以来です。
わたしも息子と どの様に関わって行ったら良いのか今だ分かりません。
わたしが充実して楽しく過ごす事が一番いいのか迷ってます。
夏七さま
息子さんご自宅にいらっしゃるんですね。
私も一時期は、息子が家にずーーーっといたので、自宅警備員と命名し、このままかもなと覚悟を決めたりもしました。
今は精神疾患でなくとも、一般的に言われる社会とのつながりが無い人も多くいるように思います。
夏七さんは、保健所や保健センターなどとつながっていますか。私たちにもたくさんの支援者が必要なように思います。
距離感の問題は、それぞれの背景もあるため一言では片付けられません。夏七さんを支えて下さる方々がたくさんいたら良いなぁーと思いました。
コメントありがとうございます。
初めてコメント失礼します。
教えていただければ、で、いいのですが、どうして、大地君は、高校生なのに、どうやって自分の病気を受け入れることができたのでしょうか?ブログは最初から読ませていただいてます。
ようこさま
拙いつぶやきのブログを読んでいただきありがとうございます。
大地は今27歳となりました。高校生の頃は、受け入れていなかったように思います。
その頃は、薬の副作用なのか陰性症状なのか、考えるエネルギーが無かったようにも思います。
4年後の再燃の時の言葉は、「俺、統合失調症じゃなかった!」でしたから、病気だと認めたくなかったのだなと思います。
では、いつから病気だと思うようになったかというと、大きな転機はバイトでしょうか。
大学3年生の時に無理なバイトをやって全然できなかったことや、その時に症状の揺れ戻しのようなものもあり、自分は病気なのだと身に染みたのだなと思います。
そこ初めて自分から、俺手帳をとる!と。そう言いました。
大学4年生の時に大学と並行して通っていた就労移行支援センターでは、病気との付き合い方を教えてくださっているようにも思います。
今は、薬も忘れずに飲むようになりました。
この病気を受け入れているのかどうか。。。よくわかりませんが、
病気の部分ばかりを考えずに、健康な部分に目を向けていけたらなと思います。
わかりやすいご返信ありがとうございました。うちの子供高校生の主治医が告知は20歳頃でいいといってました。その意味がよくわかりました。焦らずのんびり前向きにやっていきます。感謝です。
ようこさま
うちの息子も高校卒業の時に診断書を出さなければならず、そこで病名をハッキリと教えて頂きました。
その時の息子は、薬の副作用のためか陰性症状のためか、ぼんやりしていてよく分かっていなかったと思います。
生涯に4人に1人がなると言われてるメンタルの病気らしいけど、絶対良くなるよ♡
とか、病気になった事で、理解のある良い人だけが周りに残るからね。優しい人たちに囲まれる人生になるよ♡
とか、何かのおりに話したりして、せっせと「大丈夫の種」を撒いてました。
病名について話すタイミングは人それぞれかと思いますが、日頃から私たち家族も病気への偏見を無くして、ハードルを低くしておけると良いですね。