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皇后さまも精神疾患

令和となり、テレビで新天皇皇后両陛下を拝見した。
皇后雅子さまが、なんとも言えない気品の良さ、明るく優しい笑顔をされており、「キレイだな~」と魅入ってしまった。

そんな皇后さまも精神疾患がある。
適応障害
これは、どんなに自分で頑張ろうと思っても頑張って治るものではない。
落ち着いてのんびり休んで焦らないこと。自分のペースで暮らしていきながら、薬や心理療法などにより、少しずつ少しずつ良くなっていくのだ。

雅子さまが精神疾患になり、ゆっくり休まれて少しづつ復帰されたように。そしてまた、お疲れになった時は無理せず遠慮せずに休むことができるように。

精神疾患を理解できたら、そんな当たり前のことを皆が受け入れられるようになるはず。
いや、精神疾患である無しに関わらず、人それぞれの体質、体調に合わせて。

適応障害も統合失調症も、同じ精神疾患。
どちらも脳機能の些細な異常。
環境によるストレスが、胃炎や円形脱毛症や高血圧や心臓病などなど、人により身体のいろんな箇所に不具合が出るように、脳機能に不具合が出て、適応障害という症状だったり統合失調症という症状として出ることもある。
どんな病気も薬と生活習慣の見直しが治療のカギ

広く社会に、精神疾患への理解が進むと良いなぁ。

コメント

  1. あんぱん より:

    つまり、精神疾患も体の病気と同じように誰にでもなる可能性のある病気ですね。
    雅子様の病気も長いですね。
    それだけ環境を変えるのが難しいお立場だし、慣れていくしかないのでしょう。

    『人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし』

    人の一生って、昔も今も同じなんですね。

  2. なお より:

    適用障害も寛解もするし完治もするといわれています。うつと同じです。
    統合失調症と違うのは働けるということです。まともな陰性症状や認知機能の低下もなく
    健常者と同じく完治すれば働けるということです。昔の30年40年の入院が必要ないし。
    雅子様は恐らくだけど寛解状態だと思うけどストレスの多い公務をこなすうちに
    再発するのが心配です。
    ちなみに脅すわけではないのですがお子さんがロナセンを処方されているらしいですが、
    私も昔処方されていたんですが、見事にジストニアになってしまいました。
    首と体が自然と右に傾くんです。初見の人は奇異に感じると思うのでなんで医者はロナセン
    を処方したんだと恨みました。難病さえなっていない病気なのに。
    抗精神病薬は多剤ではなかったにしろ今でも証明写真を写すときは苦労します(笑)

  3. あんぱん より:

    統合失調症は、昔、投薬治療が始まる以前から、患者さんの3割は長期予後が良いと分かっている病気らしいですね。

    治療薬が無かった昔から、加齢とともに症状が落ち着いて良好な予後となる人が3割もいたなんて驚きです。
    現代は良い薬があるので良好な経過を辿る患者さんがもっといると思われます。
    とにかく、薬をきちんと飲む!!
    これを徹底させないと・・・
    病院で徹底的に教育してもらうのも良いと思います。

    • 森の民 より:

      あんぱんさん

      ちょうど家族会でもそのような情報を下さった方がいました。
      定型抗精神病薬でも非定型でも、長期服用後の予後は変わらないといったものでした。
      新しい薬がどんどん出ているから、今までのお薬で思うような効果のでなかった人や副作用に苦しんでいる人たちが良い状態に向かっていけると良いなと思います。

  4. なお より:

    遅発性ジスキネジアではないです。ジストニアです。
    検索すればでてきます。
    他の人が長期予後が3割いいというのは社会経験をもっていて発症年齢が30歳とか
    遅い人がいいます。若い人は予後は全てがいうわけではないですが悪いです。
    陽性症状だけでなく陰性症状が長い間続く可能性があるからです。余談ですが。

    • 森の民 より:

      なおさん

      詳しいですね〜。ご自身の症状や薬の副作用、予後などもしっかりと勉強されているんですね。

  5. のりまき より:

    私は、病気について全然気にしない健常者のパートナーや友達に恵まれていますが(独身ですが、一生のパートナーです)、必要のない摩擦を避けるため、病気のことは親しい人にしか言いません。
    社会生活が何も問題なく送れるのならば、その方がいいでしょう。
    実際、親しい人に理解があれば、その他の人達に隠し事していても特に心苦しくはありません。
    人の口は軽いですから、噂が広がって、差別意識のある人に知られるのが嫌でそのようにしています。

    ただ、パートナーはとても優しい人ですけれども、私に対して「自分が病気であると意識して欲しくない」と言います。
    人生を前向きに楽しんでほしいという思いで言っているんだと思いますが、私も薬で集中力が100%はでないといった副作用は感じているわけで、やはり実際問題として健常者が病気のことを完全に理解するのは難しいのだなと思ったりもします。

    あと、向精神薬はどんな薬でも血糖値が上がりやすくなりますから、食生活には気を付けてください。

  6. 森の民 より:

    のりまきさん

    病気の事を人に伝えるというのは本当に難しいですね。
    のりまきさんは理解のある方たちに恵まれているんですね。
    私もやむを得ず職場で話しましたが、病気を知らなすぎて「走れば吹っ飛んじゃうよ」とか「なんでなったの?」など言われました。

    パートナーさんの言葉、心がこもっているなと感じます。病気を知っても中々理解する事は難しいですが、母として安心安全な環境作りと息子自身の自由を尊重していきたいと思います。