ミジンコのようなもの

息子が統合失調症に罹患し、私の人生は大きく変わったけれど、私を知らない世界中の人にはなんの影響もない。

私がちょっとやそっと失敗したところで、人類の歴史にはなんの影響もない。

私がちょっとやそっと恥をかいたところで、人類の未来には何の影響もない。

私が周りから笑われたとて、時代に何の影響もない。

私が何をどうしたとて、地球の悠久の歴史と永遠の未来にとって、まったく大したことではない。

私がもがいて必死に動き回っても、ミジンコがせせこましくピクピクと動いているようなもの。

だったら、失敗して恥をかいて笑われてたってどうって事ない。

けれど、どんなにちっぽけな存在でも、私は確かに存在し、私自身の幸せに向かって進む。