2か月ぶりの受診で、主治医がついに言ってくれた!
主治医:どう?
大地:明日卒論発表なんで、スーツ着たいと思って痩せました。
主治医:どのくらい痩せたの
大地:8キロくらいかな。1か月ちょっとで。
主治医:へ~~、それはすごいね。どうやって痩せたの?
大地:脂肪って~・・・・・・・・・・だから筋肉量を・・・・・(長くなるので割愛)
主治医:あ~、それで痩せるんだね~。なんだかジムトレーナーみたいだね~。
大地:はい。ジムで働くのいいなって思うから、バイトもできないかなって思うんですけど、自分は「やるぞ!」って思うのに、幻聴が「やめろ」って言うんですよ。働くのってやっぱ少し不安じゃないですか。そこにやめろって言われると、やらない方がいいのかなって思っちゃって。
主治医:それは困った声だねえ。あのね、声って外から聞こえてくるから誰かに言われてるような感じでしょ。でも自分の中にそう思う気持ちがあると、それが外からの声みたいに聞こえちゃうんだよね。だから、「やめろ」って聞こえてきたら、「あ~、自分の中に不安もあるんだな~」って思うくらいにするといいみたいだよ。いう事聞かなくたって何か起きるわけじゃないからね。
ーーーやった!!それそれ!!私が大地に、声って大地の潜在意識だよって言っても、お前幻聴聞こえないくせにわかるのかよ!と言って怒るからしっかり伝えられなかったこと!ーーー
大地:いや、でも、声の言う事を聞かないと、胸の辺りがイライラしてきて落ち着かなくて。で、声の言う事を聞くと安心できるっていうか。
主治医:そうか~。
先生はそれ以上は言わなかった。でも、大地には伝わった?
この種まきはすっごく大事。
幻聴が何かを、今は大地が納得いかなくても、いつかふと「これって俺の気持ち?」と思えたらヨシ!胸の辺りがイライラして落ち着かないって、不安になると確かに胸の真ん中あたりがスース―するというか、そういうの誰でもある。
これはさ、ノルアドレナリン、アドレナリンの関係なんだよな~。
でも、この話は今は大地にしない。
せっかく先生が蒔いてくれた種。大事に育てなくちゃ。
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