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笑顔のわけ

息子が洗濯をしに帰宅

大学のレポートやらないといけないとかで、パソコンに向き合っている。

その表情が、なんだかとっても穏やかでニコニコしている。

ニコニコしながら自分の書いたレポートを読み返している。

なんか楽しそうだけど、何書いているの?

あのさ、、、と言いながら提出するレポートの内容を少しだけ話してくれたのだけど、「ふざけてるの?」と思いたくなるような内容…

そんなレポート出して平気なの?

「まあ文章はふざけてるように思えるかもしれないけど、ちゃんとまじめな内容も書くから大丈夫。」

ふ~ん、でもさ、もう冬休みだけど、それいつ提出なの?

「過ぎてる」

え!?レポートの提出期限過ぎてるの?大丈夫?

「うん。単位落としたかも。でも来週大学に行く用があるからそこで出してくる。もうほとんど終わってるし。」

そんなふざけた文章を読み返してないで、普通に書いてさっさと期限までに出した方がいいよ。

そうだけど・・・と言いながら、せっせとニコニコレポートを書き続けている。

それからしばらくして、

「あ!やばい!!先生からlineきてる!なんでオレの知ってるんだろう!?やばい、こえ~」

レポートの催促じゃないの?

「早く出せって言われるかもしれないから怖くて出れねーー。いいや、バイトで気が付きませんでしたって言っちゃお」

そういうところは機転が利くというか・・・

それからしばらくしてレポートもひと段落したらしく、

「ちょっと先生に電話してくる」と部屋から出て行った。

どうだった?

「レポート、メールで送れって」

そうか~、昔と違い、連絡もlineだしレポート提出もメールっていう手があるんだなあ。

にしても、先生がレポート提出していない学生にlineしてくれるなんてありがたい。小規模大学の良いところだな。

息子はそれからまたレポートをニコニコしながら読み返していた。

冬休みに入り、毎日朝から夕方まで大学に行く+サークル+バイトっていうハードさはなくなり、週3~4日のバイトだけになったから、疲れ方とかも違うんだろうけど、この表情を見ていると、なんだかもうすっかり治ってしまったんじゃないかって気さえする。

息子がず~~~っとこんな表情でいてくれたらいいなあ。

人間には喜怒哀楽があるから、統失である無しに関わらず、怒ることも落ち込むことも不安になることもあるに決まってるけど、世の中の全てのお母さんたちは、子どもが笑顔でいてくれたら幸せ🍀

コメント

  1. ありゃま より:

    なるほどです。
    母の願いかぁ。考えたこともなかったです。
    なにも買ってあげたりできないけれど、
    笑顔親孝行しようと思いました。
    気づかせて下さりありがとうございます。