重なる時は重なる
大地が統合失調症を発症してから、実家の透析中の母が認知症になり、
順調と思われた長女が、ブラック会社で社会不安障害となるほどの扱いをされたり、我が家の自転車三台盗まれて、他の犯罪に使われたことすら、大したことないと思えるようないくつものたくさんの、普通はみなさん人生の中でひとつあるかないかなんじゃないの?って事がいくつもいくつも重なって起きて。
もう、どうしたってがんじがらめで身動き取れないと思う様な時期ってある。
ない人もいるのかもしれないけど、私にはあった。
今ももしかしたら、そのがんじがらめの色んなことが重なった状況から何一つ変わっていないのかもしれないくらい、何もかもが、日本の社会の中での普通とか常識とか言われるところから逸脱した所にいるとも思う。
グルグルと螺旋階段のように下へ下へと降りていく負のスパイラルから、どうしたら抜け出せるのか???
私は、今、だいぶ落ち着いてきた。
状況は何も変わらない気もするけど、心の持ちようというか、多分、少し下がって客観的に今の大変な状況を考えられるようになったのかもしれない。
基本的に、今の日本の社会や常識と言ったものは、正しい訳では無い。
子どもたちがそれぞれ幸せなら良い。
欲を出すと、私が居なくても子どもたちそれぞれが自立できたらなお良い。
長女の月子は25歳で今は無職だけど、やりたい趣味があって毎日それをやっている。あとは、バイトなどでも良いから自分でその趣味をするためにお金を稼いで生活出来たらなと思う。
多分、豪華な食事やブランドのものなどどうでも良いと思える性格だから、コンビニスイーツで満足出来る性格だから、大丈夫だろうと思う。
大地は転院して薬の調整が上手く行けば、なんとか大学を卒業して障害者枠で就職できるかな、、、???と思う。
今もネカフェでバイトが出来ているし、願わくば自分がどんな仕事をしたいかわかり、まては、仕事を我慢してでもやりたい趣味が見つかれば、さらに欲を出すと、現実の世界が楽しいと思えるような出会いがあれば、
なんとかやって行けるのではないかなと思う。
次男の空はうつ病だけどバイトを再開していて、4月からは復学する予定。
やりたい事、なりたい職業は決まっているから、その方向が叶うために頑張れると良いなと思う。
三男の海は、某国から帰国し家族に対して思うことがあり家出をしたけど、ホームレスだったことが分かり家に連れて帰ってきた。
自分をしっかり持ちすぎていて、他の人の考えや思いを受け入れられない性格だから、日本の社会でコミュニケーションをとってやっていけるか心配だけど、とりあえず私には本音を話してくれるからヨシとするかな~。
この子の未来はまったく不確定・不安定で、スライムみたいにぐちゃぐちゃでどんな形を作るのかわからないけど、いつか他者の気持ちに寄り添った上で自分を表現出来るようになると良いかな〜と思う。まだ19歳だからどうなるかな~?好きにさせてあげたいなと思う。
一人一人、誰も普通の人生を歩んでいない。でも、普通って???
今は色々あるけど、若い今、色々あって良かったのかもしれない。
普通なんてクソくらえ!
いつかそれぞれが、それぞれの幸せを見つけてそれに向かっていけば良いだけ。
色んなことがありすぎて。。。
誰に話しても引くほどドラマティックな事があったけど、、、今もその最中かもしれないけど、、、
違うのは、私が自分のやりたい事や進みたい方向に気が付き、自分の幸せが何かを考えて、それに向かおうと思えるようになったこと。
大変な事があったからこその今の自分がある。
コメント
4人のお子さんがいて仕事もして、単身赴任のご主人がいながら1人家事もして統合失調症の家族グループの代表をして、森の民さん、凄いなぁ、と思っていましたが、長女はニート、長男は統合失調症、次男はうつ、三男は、家出中のフリーター、旦那さんはモラハラ夫?ホント、映画になりそうですね。普通じゃないです。普通って何?普通なんてくそくらえ!なんて厨二病みたいなことを50も過ぎた大人が言ってる事自体かなりヤバいです。
森の民さん自身が今一度気持ちを落ち着かせて、傲慢、エゴを捨ててこれまでの生きてきた道程を振り返る時なのではないでしょうか。森の民さん自身も、カウンセリングしてもらった方が良いのではないでしょうか。完全に高EEですよ。
シラスさん
コメントありがとうございます。
傲慢でエゴ!そうかもしれませんね〜。
(家族会の代表はしていませんが)
私は沢山の人を見てきました。
シラスさんもおわかりだと思いますが、今順調なら未来も順調とは限らないですね。
また、幸せそうに見えていても実は大変なご家庭は沢山あります。
私の子育てが良くなかったと攻めたいお気持ちも分かります。この何年か、過去を振り返り悩み悲しみ泣いてきましたから。
そして、これ以上過去を振り返るのはやめることにしたのです。
この日のブログを読むと、確かに勢いがあり、少しばかり人生を軽く見ているような文章ですね。ちょっと反省。
もしも、統合失調症の子ども以外の3人の子どもたちが、一流大学を出て良い会社に勤めていたら、何か違いましたか?
私はぜんぜん凄くなんてないですよ。
子供達が一流大学を出ていたとしたら何かが違っていたのか、その問いに対して私はもちろん否です。
学歴などとるに足りませんからね。1番は森の民さんがいつもおっしゃるように子供達一人ひとりが幸せな人生であれば良いという事です。
それはどの親も同じだと思います。
過去を振り返ることをやめた、その事は、本当にその通り、とても良い事だと思います、そうすべきだと思います。森の民さんのブログを読んで同じものを自分の中に見ていたのかもしれません。厳しい事を言って傷つけてしまいました。ごめんなさい。
シラスさん、
この日のブログは、読み返すと恥ずかしいです。(笑)
おっしゃる通り、子どもたち一人一人が幸せならば良いと思っています。
そして私が見る限り、子どもたちは一見普通のルートから外れているようだけれど、夢に向かってもがきながら進んでいるように見えます。
夢は叶うか分からないけど、やりたい事をやらずに最初から諦めてしまうより良いように思います。
私はただブログを書いているだけ。
子どもが4人いて、単身赴任中の夫がいて仕事をしています。(夫も最近は色々やってくれます)
家族会は代表ではなくて、一会員で広報のため時々ブログに載せています。
あとは、統合失調症の息子がいるというのが、100人に1人の経験値があると思っています。
コメントありがとうございました。