スポンサーリンク

副作用止めを減薬

病院受診日

今日こそは先生に聞こうと思ってたことがある。

内服しているアキネトンを、減量出来ないかということ。

アキネトンは抗コリン薬。…ということは、脳の記憶や集中力に作用するアセチルコリンの働きを抑制する。

大地は、勉強してみて、覚えられない、集中できないと言っていた。

もちろんこれは、アキネトンのせいではなくて、統合失調症という病気の症状なのだと思うが、少しでも改善する可能性があるなら、アキネトンの減量を進めてみたい。

そもそも、なぜアキネトンが処方されたのか…。その時の主治医ではないので、わからない。

おそらく、エビリファイによるアカシジアがあったから、処方されたのだと思う。

アキネトンが処方されたのは、発症して、エビリファイの内服を始めてから半年後の事だった。

その頃、大地はエビリファイ24mgとヒルナミンを飲んでいたのだけれど、私から見ると、なんとなく落ち着かなくて、テレビを見るのにも座っていられないし、ソワソワしているような気がしていた。そして診察時はいつも貧乏揺すりをしていた。

その時の主治医は、エビリファイからリスパダールに変更しようと考えていたように思う。ただ、とても慎重な先生だったので、突然切り替えると、それがエビリファイを止めたためなのか、新しい薬の副作用なのか、分からなくなるからと、リスパダールが追加された。その時に、アキネトンも処方されたように思う。

…というわけで、アカシジアが治まらないと判断してアキネトンが出されたのか、リスパダールも追加されるから、予防的に処方されたのか、その辺がよく分からない。

大地に、ソワソワ感とかを聞いても、「別に」と言われる。貧乏揺すりは、ずっと前からだと言うし。

もしかしたら、アキネトンなくても、副作用出ないんじゃない?

…というわけで、今の主治医の院長先生に聞いてみた。

すると、「まぁ、必要ない薬なら飲まないにこしたことないな。」と、減量のオッケーが出た。

ただし、一応、今回は今までの量を処方しておいてくれて、何かあったら飲ませられるようにしてくれた。

すると大地、「副作用って、どんなのが出るんですか?」と、薬について始めての質問。

処方された時に、説明を受けてはいたが、やっぱり理解できていなかった。

先生から、アカシジアの症状をかるーく聞いた。あんまり詳しい説明は無い方がいいなと思っていたら、先生も、「なんか、座ってるとソワソワしたりな~。」と、簡単に説明しただけだった。

大地も、それ以上は聞かなかった。熱心に聞いて、意識しすぎたら困るから、聞き流すくらいで丁度いいかなと思った。

まずは、1ヶ月くらいかけて、1日2錠を1錠に減らせるといいな~。

コメント

  1. のりまき より:

    アキネトンは記憶力を減退させる副作用がありますよー
    勉強するなら飲まないにこしたことはありません

    • 森の民 より:

      のりまきさん

      そうなんですね。私もこの4年間で、大地がのんでいる薬の作用、副作用、作用機序についても学びました。
      飲まずに済むなら、それにこしたことないですよね。
      とはいえ、長く飲んでいたので、脳になんらかの影響を与えていた可能性はあります。実は副作用止めとしての効果をちゃんと発揮していたかもしれないし。

      なので、少しづつ減らしたいと思います。

      半年後くらいに、そういえば、良くなってるね。
      と思えれば良いな~。

      コメントありがとうございます。

  2. みぃ より:

    みなさん、いろいろ薬のこと勉強されていて、当事者の親はこう言う事もしなくちゃ!って思うようになりました。
    今までは、薬は出されたものをきちんと守って飲んでいればいいのかと思っていましたから。
    太るのが嫌だと言ったら、エビリファイに変わりましたが、落ち着きの無さが異常だったので怖くなりました。
    ずっと、コントミンとインヴェガを飲んでいましたが、高プロラクチン血症になっていまったので変えてもらいました。
    最初ジプレキサ25mgを朝晩ということでしたが、効きすぎて一日中寝てばかりになってしまったので、夜だけ1錠で落ち着きました。ジプレキサも他の薬も副作用とか調べると、飲むのも怖くなりますが、今はとにかく落ち着いて生活できるようになる方が先ですね。

    • 森の民 より:

      みぃさん

      私も、まず薬は、きちんと守って内服する方が良いと思っています。副作用のまったくない薬なんて、漢方薬ですら、ありません。サプリですら、異常が出たら服用を中止して下さいと書かれていますから。「茶のしずく」のように、無農薬天然成分とうたっていても被害が出ることもあります。

      医師から処方された薬については、おかしいなと思った時に、相談できるのがメリットだと思います。これは作用なのか副作用なのか統失の症状なのか?離脱症状の可能性もありますよね。
      離脱症状というのは、例えば、薬をエビリファイに変えたら落ち着きがなくなったという状態が、エビリファイの副作用ではなく、それまで飲んでいた薬をやめたことによって出る症状の事です。

      医師は毎日子どもを見ているわけでは無いから、できるだけ、以前の様子と、薬を飲み始めてからの様子の具体的な違いを伝えられると良いかなと思います。その際、これは副作用に違いないと思い込んで伝えるのではなく、事実をありのまま、装飾せずに伝えた方が良いかと思います。

      経験値や診る力のある医師ならば、その時々で最善と思われる対応をしてくれると思いますし、さらに人としての力もあれば、納得できるように説明もしてくれると思います。

      薬の勉強をすると、害がある方にばかり気を取られますが、減薬や断薬を自己判断でしない事が原則だと思います。変薬や減薬をしたい時は、必ず医師と相談してからの方が良いです。

      私は、たった1人(自分の息子)の患者しか見ていませんが、医師は数十人数百人の症例を診ています。

      私は学生の症例研究のように、自分の息子の病気や薬、原因など調べますが、そこで得た知識から導き出した治療方法が、正しいかどうかの判断はできません。経験値不足です。

      良い医師に出会い、当事者も家族も納得のいく治療を受けられるのが、最善だなと思います。

      みぃさんのおっしゃる通り、今は落ち着いて生活できることが一番ですよね。
      まだまだ波もあるでしょうし、時間はかかるかもしれませんが、数年単位の長ーい目でみて良くなっていればいいかー。
      お互い、焦らず慌てず、気長に寄り添っていきましょうね~。