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緊張したけど

5.統失息子の母のつぶやき
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リカバリー全国フォーラム分科会には、70~80名ほどの方が来てくださいました。(リカバリー全国フォーラムそのものには21日土曜日一日だけで1000名ほど集まったそうです。)

私たちの分科会は3組の発表がありまして、他の二組はうつ病関係のコミュニケーションツールとしてのアプリや体調管理のアプリの研究などの話でした。私は次男がうつ病ですから、こちらもとても参考になりました。

さて私たちは、PureLightの紹介や事前に作成したアンケート結果を発表することで、LINE家族会の良さを伝えるものでした。

興味を持っていただけて、その後すぐに入会してくださった方もいます。PureLightとしては、大盛況だったと言えるかなと思いました。

そんな中、分科会も終了し一番最後に参加者に感想を求められた中のある方のお話が心に残っています。

その方は70代?くらいでしょうか。。。長年地域の家族会に携わっていらっしゃりながらも、地域の家族会は入会して来られる方はほとんどいらっしゃらなくなっているとのことでした。そして、LINEなどのツールを高齢者が使うのは難しい、自分たちはどうすれば良いのか、置いていかれたような気がする。さみしい気持ちになったとおっしゃられていました。

実は、前々からlineって私の両親世代の人が使うのは難しいなと思っていました。では、高齢の方で家族の方はどうすれば良いのか・・・

事件や事故のニュースの時に、ああ、この家族の方は、家族会につながっていなかったんだろうか・・・と思うこともあります。大変さや辛さを共感できる仲間はいなかったのか・・・いたら、それは症状なんだよ。薬が合っていないのかもしれないよと伝えられたかもしれない。。。

とにかくどこかの家族会につながることで、一人でかき集めた情報以上のものが得られると思います。地域に家族会が無かったりあっても合わなかったときは、他の家族会やLINE家族会に入ることができます。入らなくたって、ネットからいろんな情報を得て自身で学ぶことができます。

では、そういったツールを使えない高齢の方はどうすれば良いのか・・・

やはり地域の家族会は必要なんです。ただそこに、新しい若い人を入会させる必要もないのかなと思ったりもします。

自分が助けられ・支えあい、愛着のある組織ならば、存続してほしいし衰退していくのは辛い事と思います。

けれど、そもそも家族会の目的って何だろう・・・?と思ったときに、孤立し孤独・不安になっている家族が、共感し支えあい学びあう場所なのだとしたら、、、

そして、その場所が、自分のいる家族会ではなく別の場所にあり、だから孤立することもなく学ぶ機会もあり不安になっていないのだとしたら、

そんな良いことはありません。

大きな大きな時代の流れや変化を見たときに、家族会PureLightも、いつかは必要とされなくなると良いなと思います。

子どもが統合失調症になったって、母が孤独になることはなく、家族が孤立することもなく、不安にならずにすむような社会になれば良いんです。そしたら、LINE家族会も必要ない♪

今回のリカバリー全国フォーラムに参加させていただくことになってから、私の気持ちの中で色々と整理がついてきました。

自分の夢も見えてきました。(それについてはまた書きますね)

*ところで、とても大切なお知らせがあります。家族会受付窓口のくりりさんからです。

[一昨日、昨日と受付窓口のgmailに参加希望なさっている東京都○○○市の方。
返信してますがアドレス不明でこちらから送信できない状態です。
お手数ですが、直接LINEへご連絡下さい]

との事です。もしもLINE家族会に問い合わせてるのに返事がないなと思われる方、LINEIDを入力して直接連絡をしてみてください。受付窓口のくりりさんは、問い合わせるとほぼその日のうちに返信をされています。2日待っても返信が無ければ、それは届いていない可能性のが高いです。もしも繋がらなければ、私にメールを下さってもOKです。

せっかくのご縁です。お互い支え合い乗り越えていきましょう。

季節は流れていくんだな~

コメント

  1. milkbasako より:

    お久しぶりです。line家族会に入っているSSです。
    息子さんどうですか?
    森の民さんがおっしゃるように精神病の家族を抱えている人もその家族も孤独不安にならない社会が構築されていけば家族会は必要ないですよね。
    でも、自分の住む地区は、まだまだ、まず情報が得られないこと、それも、いろいろ電話で相談してもなかなかほしい情報が得られないこと、仕方なく、自分で出来得る限りのことをしようとみんなネットの毎月の小冊子など購入したり、こうしていまだに同じ病気の方のご家族のブログも見たりしています。
    病院に入っても、なかなかいいところに当たらなければ、相談員も事務的で動きません。その方は産休に入られました。産休明け後の自分の居場所の方が大事ですもんね。
    現実自分の身内に精神的な病などの家族がいないと根本的なところでは、看護師さんも相談員さんも家族の現実的に毎日かかわっていくことの大変さってわからないのではないかと娘が一年ほど入院し半年通院し、やっとセカンドオピニオンにつながって、常に仕事の一環として優しく接してくださりありがたいけれど、本音の部分では、そういう気持ちです。

    • 森の民 より:

      milkbasakoさん、

      お久しぶりです。コメント嬉しいです。
      おっしゃる通りかもしれませんね。
      本当の辛さは当事者でないとわからないし、家族もまた心から辛さを共感し、理解してもらえるのは、同じ家族かもしれませんね。

      恐らくそれは、他の病気の患者さんを持つ家族の方も、同じように仰るだろうと思います。
      私は看護師なので、過去に話を伺って涙することもありましたが、その人になれないので奥底の気持ちは理解出来ていなかったのかもしれません。

      家族会は必要なんですね。
      どのような形であれ、同じ困難に向き合う仲間は必要!そうかもしれませんね。

      コメントありがとうございます。